QUOT(8) |
FreeBSD System Manager's Manual |
QUOT(8) |
名称
quot —
各ユーザによって占領されるディスク空間を表示する
書式
quot |
[ -acfhknv][ filesystem ...] |
解説
quot ユーティリティは、各ローカルユーザのためのディスク使用に関する統計情報を集めるために使用されます。
次のオプションが利用可能です:
-
-a
-
すべてのマウントされたファイルシステムのための統計値を含めます。
-
-c
-
ファイル毎のブロックの数、このカテゴリのファイルの数とこれ以下のサイズがあるファイルのブロックの合計を含んでいる 3 カラムを表示します。
-
-f
-
ユーザ毎に、ファイルの数と占有している空間を表示します。
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-h
-
サイズに基づいた各ファイルのブロックの数を評価します。これが、正確な結果をもたらないにもかかわらず、(ファイルの穴を計算しません) このオプションは、少しも速くなく、したがって、お勧めできません。
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-k
-
計算をキロバイト単位で報告される数に強制します。デフォルトで、すべてのサイズは、512 バイトのブロック単位で報告されます。
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-n
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標準入力に inode (と各行のいくつかのオプションのデータ) のリストを与え、ファイル毎に、所有者 (と入力行の残り) を印刷 (表示) します。これは、伝統的にパイプで使用されます:
ls -i | sed -e 's,^ *,,' | sort -k 1n | quot -n filesystem
ファイルとそれらの所有者の報告を取得します。
-
-v
-
デフォルト出力に加えて、30、60 と 90 日以内にアクセスされていないファイルの数を表示します。
環境変数
-
BLOCKSIZE
-
環境変数
BLOCKSIZE が設定され、
-k オプションが指定されていないなら、ブロックカウントは、そのサイズのブロックの単位で表示されます。
歴史
quot のこの実装は、
Wolfgang Solfrank / TooLs GmbH によって行われました。
バグ
(上記の例の
ls
-i よりずっと役に立つ)
ncheck は、
FreeBSD に存在しません。