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STG(4)
STG(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual STG(4)

名称

stgFuture Domain に基づいた SCSI コントローラのためのドライバ

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device scbus
device stg

1 つ以上の ISA カードのために:
device isa

/boot/device.hints 中で:
hint.stg.0.at="isa"

1 つ以上の PCI カードのために:
device pci

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

stg_load="YES"

解説

stg ドライバは、TMC-16C30、16C50 および 32C60 を含む Future Domain SCSI コントローラチップに基づいた ISA、PCCARD および PCI コントローラのサポートを行ないます。

ハードウェア

stg ドライバによってサポートされたコントローラは次のものがあります:

  • Adaptec 2920/A
  • Future Domain SCSI2GO
  • Future Domain TMC-18XX/3260
  • IBM SCSI PCMCIA Card
  • ICM PSC-2401 SCSI
  • MELCO IFC-SC
  • RATOC REX-5536, REX-5536AM, REX-5536M, REX-9836A

Adaptec 2920C は、 ahc(4) ドライバでサポートされることに注意してください。

歴史

stg デバイスドライバは、 NetBSD/pc98 のために開発されていました、そして FreeBSD のために移植されました。それは、PAO を含む FreeBSD 2.2 ではじめて登場し、 FreeBSD 4.2 に統合されました。

作者

stg ドライバは、 Naofumi HONDA によって書かれました。
August 8, 2004 FreeBSD