TZSELECT(8) |
Linux System Administration |
TZSELECT(8) |
名前
tzselect -タイムゾーンを選択する
書式
tzselect
説明
tzselect プログラムは、ユーザーが現在いる場所の情報を尋ねて、その結果得られたタイムゾーンの表記を標準出力に表示する。この出力は
TZ 環境変数の値にすると良い。
ユーザとの対話は、全て標準入力と標準エラー出力とで行われる。
終了ステータス
ユーザからの入力によってタイムゾーンが正しく取得できた場合は 0 を返す。それ以外の場合は 0 以外を返す。
環境変数
-
AWK
-
Posix 互換の
awk プログラム (デフォルトは
awk)。
-
TZDIR
-
タイムゾーンデータファイルが置かれているディレクトリの名前 (デフォルトは
/usr/share/zoneinfo)。
ファイル
-
TZDIR
/iso3166.tab
-
2 文字の国別コード (countory code) と国の名前からなる ISO 3166 の表。
-
TZDIR
/zone.tab
-
国別コード、経度・緯度、TZ の値、説明文からなる表。
-
TZDIR
/
TZ
-
タイムゾーン
TZ に対するタイムゾーンデータのファイル。
関連項目
tzfile(5),
zdump(8),
zic(8)
この文書について
この man ページは Linux
man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。