EN JA
KDSTAT(8)
KDSTAT(8) FreeBSD System Manager's Manual KDSTAT(8)

名前

kdstat - kerneld の内部状態の表示・変更を行うプログラム

書式

kdstat
 
kdstat [debug|nodebug]
 
kdstat [keep|nokeep]
 
kdstat flush
 
kdstat delay=<time>

説明

このマニュアルページは kdstat について記述する。このプログラムは kerneld のデバッグに用いる。これを使うと、実行中の kerneld の内部状態を閲覧 (及び変更) できる。

オプション

kdstat は実行中常に kerneld の現在の状態を表示する。適切なオプションを与えれば、もっといろいろなことができる。利用できるオプションを以下で説明する。
debug, nodebug
kerneld のデバッグモードを on/off する。 on にすると、 kerneld は実行内容をコンソールに表示する。
keep, nokeep
モジュールの keeping を on/off する。 off にする (デフォルト) と、モジュールは一定時間利用されない状態が続くとアンロードされる。利用されるタイムアウトの詳細は delay を見よ。
flush
kerneld との通信に用いる IPC メッセージキューをフラッシュする。
delay=<time>
kerneld がモジュールをカーネルから削除する前に待つタイムアウト時間を変更する。

関連項目

modutils(2), kerneld(8)

著者

このマニュアルページは Wichert Akkerman <wakkerma@debian.org>が Debian GNU/Linux システム向けに書いた。
 
Debian GNU/Linux DEBIAN