KOI8-R(7) | Linux Programmer's Manual | KOI8-R(7) |
名前
koi8-r -ロシア語文字集合の 8 進数、10 進数、16 進数による符号化説明
KOI8-R は、多くの UNIX 系のオペレーティングシステムで使用されているロシア語のテキストを符号化するための文字集合の選択肢の一つである。 KOI8-R は、少なくとも旧ソビエト連邦の圏内の全域においてインターネットのメール、ニュース、WWW、その他の対話的サービスのデファクト標準であった KOI-8 の後継にあたるものである。KOI8-R は RFC 1489 (Registration of a Cyrillic Character Set) で定義されている。
備考
KOI8-R は、ロシア語と英語が混じった文書のために設計されたもので、ロシア語キリル文字だけをカバーしている。そのため、ウクライナ語やベラルーシ語などのキリル文字が必要な場合は、代わりに、ISO-IR-111 や KOI8-U (ウクライナ語文字集合)、KOI8-C (古代ロシア語文書のための文字集合) を使った方がよい。これらの文字集合は、ロシア語キリル文字の領域に関しては KOI8-R と同じである。キリル文字のより完全な文字集合は ISO-8859-5 文字集合でも定義されている。
KOI8-R 文字
以下の表は KOI8-R の表示可能な文字のうち ascii(7) マニュアルページに載っていないものを示している。この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。2012-08-05 | Linux |