説明
/etc/netatalk/papd.conf は papd が使う設定ファイルであり、 netatalk が提供する印刷サービスを設定する。これを有効にするためには、papd が
/etc/netatalk/netatalk.conf で有効にされていなければならない点に注意すること。
papd のデフォルトは、多くのシステムで lpd と同様である (ただし Solaris では異なる)。
# が先頭にない行が解釈される。設定ファイルの行は以下のように構成される:
最も簡単なケースは、papd.conf がない場合や、このファイルの有効な行がない場合である。この場合、atalkd はマシンのローカルプリンタを自動的に検出する。
\ を使えば、行の途中で分割できる点に注意すること。
printername は (
Printer 1) のような名前でも、 nbp_name フォーマットの (
Printer 1:LaserWriter@My Zone) のような完全な名前でもよい。 16 台以上のプリンタを定義する場合は、各プリンタのゾーンを明示的に定義すべきである。さもないと Mac のセレクタは全てのプリンタを表示することができない。
指定可能なオプションはコロン (
:) で区切られ、行はコロンで終らなければならない。指定可能なオプションとフラグを以下に示す:
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am=(uam のリスト)
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am は、特定のプリンタに対して UAM を指定することを可能にする。
au フラグが指定されていない場合や、 papd 認証が netatalk に組み込まれていない場合、何も影響を及ぼさない。
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au
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このフラグが存在する場合、プリンタを使うための認証が有効にされる。このフラグが有効になるためには、papd 認証が netatalk に組み込まれていなければならない点に注意すること。
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op=(オペレータ)
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lpd にスプールするためのオペレータ名を指定する。
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pa=(appletalk アドレス)
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Appletalk アドレスの指定する。通常は必要ない。
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pd=(ppd ファイルのパス)
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選択されたプリンタに関連した特定の PPD (プリンタ記述ファイル) を指定する。
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pr=(lpd プリンタ名)
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スプールする
lpd プリンタを設定する。