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XCRYPT(3)
XCRYPT(3) Linux Programmer's Manual XCRYPT(3)

名前

xencrypt, xdecrypt, passwd2des - RFS パスワード暗号化

書式

#include <rpc/des_crypt.h>
 
void passwd2des(char *passwd , char * key );
 
int xencrypt(char * secret , char * passwd );
 
int xdecrypt(char * secret , char * passwd );

説明

関数 passwd2des() は任意の長さの文字列 passwd をとり、長さ 8 の文字配列 key を埋める。配列 key は DES キーとして使うのに適している。この配列の各バイトのビット 0 は奇数パリティである。ここで説明されている残りの 2 つの関数は、この関数を使い、引き数 passwd を DES キーに変換する。

xencrypt() 関数は 16 進数で与えられた ASCII 文字列 secret をとる。この長さは 16 の倍数でなければならない。そして passwd2des() によって passwd から導き出された DES キーを使い、 secret を暗号化する。その結果は 16 進数文字列として secret に再び同じ長さで出力される。

xdecrypt() 関数は逆の操作を行う。

返り値

関数 xencrypt() と xdecrypt() は、成功した場合に 1 を返し、失敗した場合に 0 を返す。

バージョン

これらのルーチンは libc 4.6.27 以降と glibc 2.1 以降に存在する。

バグ

上記のインクルードファイルにプロトタイプがない。

関連項目

cbc_crypt(3)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2003-04-04