TCGETSID(3) |
Linux Programmer's Manual |
TCGETSID(3) |
名前
tcgetsid -セッションID を取得する
書式
#define _XOPEN_SOURCE 500 /* feature_test_macros(7) 参照 */
#include <termios.h>
pid_t tcgetsid(int
fd
);
説明
関数
tcgetsid() は、制御端末として
fd に対応する端末を持つカレント・セッションのセッションID を返す。この端末は
tcgetsid() の呼び出しを行うプロセスの制御端末でなければならない。
返り値
fd が呼び出しを行ったセッションの制御端末を参照している場合、関数
tcgetsid() はこのセッションのセッションID を返す。そうでない場合、-1 が返され、
errno が適切に設定される。
エラー
-
EBADF
-
fd が有効なファイルディスクリプタではない。
-
ENOTTY
-
呼び出しを行ったプロセスが制御端末を持っていない、もしくは制御端末を持っているが
fd で参照されるものとは異なる。
バージョン
tcgetsid() は、バージョン 2.1 以降の glibc で提供されている。
準拠
POSIX.1-2001.
注意
この関数は
TIOCGSID
ioctl(2) 経由で実現されており、 Linux 2.1.71 以降で存在する。
関連項目
getsid(2)
この文書について
この man ページは Linux
man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。