ISWBLANK(3) | Linux Programmer's Manual | ISWBLANK(3) |
名前
iswblank -空白ワイド文字かどうかを調べる書式
#include <wctype.h>
int iswblank(wint_t wc );
glibc 向けの機能検査マクロの要件 ( feature_test_macros(7) 参照):
_XOPEN_SOURCE >= 600 || _ISOC99_SOURCE || _POSIX_C_SOURCE >= 200112L;
or
cc -std=c99
説明
iswblank() 関数は、 isblank(3) に対応するワイド文字関数である。この関数は、 wc がワイド文字クラス "blank"に属するワイド文字かどうかを調べる。ワイド文字クラス "blank"はワイド文字クラス "space"のサブクラスである。
ワイド文字クラス "space"のサブクラスなので、ワイド文字クラス "blank"はワイド文字クラス "graph"とは共通部分を持たず、したがってそのサブクラスである "alnum", "alpha", "upper", "lower", "digit", "xdigit", "punct"とも共通部分を持たない。
ワイド文字クラス "blank"は、少なくとも空白文字と制御文字'\t'を常に含む。
返り値
iswblank() 関数は、 wc がワイド文字クラス "blank"に属するワイド文字ならば 0 でない値を返す。それ以外の場合には 0 を返す。準拠
POSIX.1-2001.注意
iswblank() の動作は、現在のロケールの LC_CTYPE カテゴリに依存する。関連項目
isblank(3), iswctype(3)この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。2010-09-20 | GNU |