BTOWC(3) | Linux Programmer's Manual | BTOWC(3) |
名前
btowc -シングルバイトをワイド文字にコンバートする書式
#include <wchar.h>
wint_t btowc(int c );
説明
btowc() 関数は初期シフト状態から始まる長さ 1 のマルチバイトのシーケンスとして解釈され、 c をワイド文字にコンバートして返す。 c が EOF もしくは長さ 1 の無効なマルチバイトシーケンスの場合、 btowc() 関数は WEOF を返す。返り値
btowc() 関数はシングルバイト c からコンバートされたワイド文字を返す。 c が EOF もしくは長さ 1 の無効なマルチバイトシーケンスの場合、 btowc() 関数は WEOF を返す。準拠
C99, POSIX.1-2001.注意
btowc() の振る舞いは、現在のロケールの LC_CTYPE カテゴリーに依存する。この関数は使用されるべきではない。状態(state)を持ったエンコードには使えず、マルチバイトシーケンスとは違い、必ずしもシングルバイトを取り扱えるとは限らない。代わりに mbtowc() か、スレッドセーフな mbrtowc() を使用すること。
関連項目
mbrtowc(3), mbtowc(3), wctob(3)この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。2011-09-22 | GNU |