PERSONALITY(2) |
Linux Programmer's Manual |
PERSONALITY(2) |
名前
personality -プロセスを実行するドメインを設定する
書式
#include <sys/personality.h>
int personality(unsigned long
persona
);
説明
Linux は、プロセス毎の異なる実行ドメイン、すなわちパーソナリティ (personality) をサポートしている。実行ドメインは Linux にシグナル番号にどのシグナルを割り付けるかを教えたりする。また、実行ドメイン・システムにより、 Linux は他の UNIX 風のオペレーティング・システムでコンパイルされたバイナリに対する限定的なサポートを提供している。
personality () 関数は、
persona が 0xffffffff の場合は現在の
パーソナリティ を返す。それ以外の場合、
persona により参照される実行ドメインを、呼び出し元のプロセスの新しい実行ドメインとする。
返り値
成功した場合、以前の
persona が返される。エラーの場合は、-1 が返され、
errno が適切に設定される。
エラー
-
EINVAL
-
カーネルがパーソナリティを変更できなかった。
準拠
personality() は Linux 固有であり、移植を意図したプログラムで使用すべきではない。
この文書について
この man ページは Linux
man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。