MESG(1) | Linux Programmer's Manual | MESG(1) |
名称
mesg -他ユーザからのメッセージを表示する (表示しない)書式
mesg [ n ] [ y ]解説
mesg は、他ユーザからのメッセージの書き込みを許すかどうかを決めるためのユーティリティです。メッセージは、標準エラー出力と結びついている端末デバイスに出力されます。書き込みが許可されていれば、 talk(1) や write(1) などのプログラムを使って端末にメッセージを送ることができます。伝統的に、デフォルトでは書き込みは許可されています。しかし、ユーザーが様々なセキュリティリスクに敏感になるにつれ、少なくとも最初のログインシェルではデフォルトでは書き込みを許可しない傾向があります。自分の端末の設定を確実に行うためには、 mesg をログインスクリプトで実行するべきです。
オプションは以下のとおりです。
- n
- メッセージを表示しません。 y メッセージを表示します。
引数なしで起動された場合、 mesg は現在のメッセージ表示の許可・不許可についての設定を、標準エラー出力に出力します。
- mesg
- は以下のうちのいずれかを戻り値として返します。
0 メッセージを表示します。 1 メッセージを表示しません。 >1 エラーが発生しました。
関連ファイル
/dev/[pt]ty[pq]?関連項目
biff(1), talk(1), write(1), wall(1), login(1), xterm(1)歴史
mesg コマンドは Version 6 AT&T UNIX から登場しました。10 March 1995 | Linux 1.2 |