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名前
free -システムの空きメモリと利用メモリの量を表示する。書式
free [ -b | -k | -m] [ -o] [ -s delay ] [ -t] [ -V]説明
free はシステムの物理メモリとスワップメモリそれぞれに対して、使用量と空き容量を表示し、カーネルが用いているバッファも表示する。共有メモリの欄は無視してほしい。これは古い機能の名残である。オプション
-b を指定するとメモリの量をバイト単位で表示し、 -k ではキロバイト単位で表示 (デフォルト) し、 -m ではメガバイト単位で表示する。-t を指定すると物理メモリ、スワップメモリの合計を示す行も表示する。
-o を指定すると「バッファの分を増減した行」を表示しない。-o オプションを指定しない場合、 free は使用中のメモリからバッファメモリを引いた値と、未使用のメモリにバッファメモリを足した値とを報告する。
-s オプションを指定すると delay 秒間隔でポーリングを続ける。実は delay の値には浮動小数点の数値を指定できる。マイクロ秒単位の分解能が必要な遅延時間には usleep(3) が用いられる。
-V を指定するとバージョン情報を表示する。
ファイル
/proc/meminfo--メモリ情報関連項目
ps(1), slabtop(1), vmstat(8), top(1)著者
Brian Edmonds によって書かれた。20 Mar 1993 | Cohesive Systems |