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CAL(1)
CAL(1) FreeBSD General Commands Manual CAL(1)

名前

calカレンダーを表示する

書式

cal [ -smjy13] [[ month] year]

説明

cal は簡単なカレンダーを表示する。引数を指定しないと、今月のカレンダーが表示される。オプションは以下の通り。
-1
一つの月だけを出力する (これがデフォルトである)。
-3
先月/今月/来月形式で出力する。
-s
日曜日を週の最初の曜日にする (これがデフォルトである)。
-m
月曜日を週の最初の曜日にする。
-j
ユリウス日付 (1 月 1 日を第 1 日とする年間通算日) を表示する。
-y
今年のカレンダーを表示する。

引数をひとつ (1〜9999) 指定すると、その年のカレンダーが表示される。年を表す数字は全桁指定する必要がある。“ cal 89”と指定しても、1989 年のカレンダーは 表示されない。 引数を二つ指定すると、月 (1〜12) と年として解釈される。パラメータをひとつも指定しないと、今月のカレンダーが表示される。

年は 1 月 1 日から始まる。

グレゴリオ暦への切り替えは 1752 年の 9 月 3 日に行われたと仮定している。この時までにほとんどの国が切り替えを承認した。 (ただし 1900 年初頭まで承認しなかった国も、僅かながらあった)。この切り替えにより、この日から 10 日間が削除されたため、この月のカレンダは少し変になっている。

履歴

cal コマンドは Version 6 AT&T UNIX で登場した。

他のバージョン

このプログラムを精巧に作り上げ、カラー・休日・誕生日・メモ・予定などをサポートしたバージョンも存在する。例えば、http://home.sprynet.com/~cbagwell/projects.html から入手できる cal や GNU gcal を試してみよ。
June 6, 1993 FreeBSD