名称

VOP_FSYNC — ファイルに対してファイルシステムバッファをフラッシュする

書式

#include < sys/param.h>
#include < sys/vnode.h>

int
VOP_FSYNC( struct vnode *vp, int waitfor, struct thread *td);

解説

この呼び出しは、ファイルに対してあらゆる汚れた (dirty) ファイルシステムバッファをフラッシュします。それは、 sync(2) と fsync(2) システムコールを実装するために使用されます。

引数は、次の通りです:

vp

ファイルの vnode。

waitfor

関数が I/O の完了をウェートする (待つ) べきかどうか。指定できる値は、次の通りです:

MNT_WAIT

I/O の完了を同期してウェートし (待ち) ます。

MNT_NOWAIT

全ての入出力を開始しますが、それをウェートし (待ち) ません。

MNT_LAZY

ファイルシステムの syncer によって書き込まれていないデータを押し出し (出力し) ます。

td

呼び出しているスレッド。

ロック

ファイルは、(呼び出しの) 入口でロックされるべきです。

戻り値

呼び出しが成功したなら、0 が返され、そうでなければ、適切なエラーコードが返されます。

エラー

[ ENOSPC]

ファイルシステムが満杯です。

[ EDQUOT]

クォータが超過しました。

関連項目

vnode(9)

作者

このマニュアルページは、 Doug Rabson によって書かれました。