VOP_ADVISE(9) | FreeBSD Kernel Developer's Manual | VOP_ADVISE(9) |
名称
VOP_ADVISE — ファイルデータの使用に関するアドバイスを適用する書式
#include < sys/param.h>#include < sys/vnode.h>
int
VOP_ADVISE( struct vnode *vp, off_t start, off_t end, int advice);
解説
この呼び出しは、ファイルのデータの範囲のためのアドバイスを適用します。それは、 posix_fadvise システムコールを実装するために使用されます。その引数は、次の通りです:
- vp
- ファイルの vnode。
- start
- ファイルデータの範囲の開始。
- end
- ファイルデータの範囲の終り。
- advice
-
ファイルデータに適用する操作のタイプ。指定できる値は、次の通りです:
- POSIX_FADV_WILLNEED
- それが、まだ常駐していないなら、ファイルデータの非同期読み込みを開始します。
- POSIX_FADV_DONTNEED
- クリーンファイルデータのメモリ内の優先順位を減少させるか、またはクリーンファイルデータを廃棄します。
start と end のオフセットが両方とも 0 であるなら、操作は、すべてのファイルに適用されるべきです。この呼び出しは、アドバイスのみで、 (それを全く実行しないことを含んで) 要求された範囲の部分集合で要求された操作を実行し、まだ、成功を返すかもしれないことに注意してください。
ロック
ファイルは、入口でアンロックされるべきです。戻り値
呼び出しが成功するなら、0 が返され、そうでなければ、適切なエラーコードが返されます。エラー
- [ EINVAL]
- 無効な値が、 advice のために与えられました。
関連項目
vnode(9)October 3, 2013 | FreeBSD |