VOP_ACCESS(9) | FreeBSD Kernel Developer's Manual | VOP_ACCESS(9) |
名称
VOP_ACCESS, VOP_ACCESSX — ファイルまたは UNIX ドメインソケットのアクセスパーミッションをチェックする書式
#include < sys/param.h>#include < sys/vnode.h>
int
VOP_ACCESS( struct vnode *vp, accmode_t accmode, struct ucred *cred, struct thread *td);
int
VOP_ACCESSX( struct vnode *vp, accmode_t accmode, struct ucred *cred, struct thread *td);
解説
このエントリポイントは、与えられた資格証明に対してファイルのアクセスパーミッションをチェックします。引数は、次の通りです:
- vp
- チェックするファイルの vnode。
- accmode
- 要求されたアクセスのタイプ。
- cred
- チェックするユーザの資格証明。
- td
- チェックしているスレッド。
accmode は、<sys/vnode.h>に記述されたフラグ、例えば、 VREAD, VWRITE または VEXEC、を含むことができるマスクです。 VOP_ACCESS() に関して、 accmode に設定される唯一のフラグは、 VEXEC, VWRITE, VREAD, VADMIN と VAPPEND です。他のフラグをチェックするためには、代わりに VOP_ACCESSX() を使用しなければなりません。
ロック
vnode は、(呼び出しの) 入口でロックされ、返るときにロックされたままであるべきです。戻り値
ファイルが指定された方法でアクセス可能であるなら、0 が返され、そうでなければ、適切なエラーコードが返されます。エラー
- [ EPERM]
- 不変のファイルを変更しようとしました。
- [ EACCES]
- パーミッションビットのファイルモードまたは ACL が要求されたアクセスを許可しませんでした。
作者
このマニュアルページは、 によって書かれました。September 18, 2009 | FreeBSD |