VFS_MOUNT(9) | FreeBSD Kernel Developer's Manual | VFS_MOUNT(9) |
名称
VFS_MOUNT — ファイルシステムをマウントする書式
#include < sys/param.h>#include < sys/mount.h>
#include < sys/vnode.h>
int
VFS_MOUNT( struct mount *mp);
解説
VFS_MOUNT() マクロは、システムの名前空間にファイルシステムをマウントするか、または既にマウントされているファイルシステムの属性を更新します。期待する引数は、次の通りです:
- mp
- ファイルシステムを表している構造体。
VFS_MOUNT() マクロは、新しいファイルシステムをマウントし、既存のファイルシステムの属性を変更するために呼び出されます。 MNT_UPDATE フラグが mp->mnt_flag に設定されているなら、ファイルシステムは、 mp->mnt_flag の値からの内部状態に更新するべきです。例えば、読み込み専用のファイルシステムから読み込み書き込みするファイルシステムに変換するために、これを使用することができます。また、ファイルシステムのための NFS エクスポート情報を更新するために mountd(8) によって使用されます。
MNT_UPDATE フラグが設定されていないなら、これは、新たにマウントされたファイルシステムです。ファイルシステムのコードは、ファイルシステムを表すために必要なプライベートデータを割り付け、初期化するべきです (この情報を格納するために mp->mnt_data フィールドを使用することができます)。
作者
このマニュアルページは、 によって書かれました。May 23, 2009 | FreeBSD |