名称

BUS_CONFIG_INTR — 割り込みの極性とトリガモードの設定

書式

#include < sys/param.h>
#include < sys/bus.h>

int
BUS_CONFIG_INTR( device_t dev, int irq, enum intr_trigger trig, enum intr_polarity pol);

解説

BUS_CONFIG_INTR() メソッドによって、バスまたはデバイスドライバは、親のバスに割り込みの極性とトリガモードを提供することができます。これは、通常は、必要な動作が、実際にハードウェアをプログラムされるところで、ルートのバス (例えば、nexus) までわずかに変化します。 BUS_CONFIG_INTR() メソッドが、割り込み番号をとるので、仮定されますが、 BUS_SETUP_INTR(9) の前に呼び出されることを必ずしも要求されません。

trig 引数は、次の 1 つを指定できます:

INTR_TRIGGER_CONFORM

割り込みトリガモードは、デバイスがアタッチされているバスに対して標準です。

INTR_TRIGGER_EDGE

割り込みは、エッジトリガされます。これは、割り込みが、割り込み線でシグナルの立ち上がりエッジによって上げられることを意味します。シグナルは、通常、スパイクを発生させるように元の状態に戻ります。

INTR_TRIGGER_LEVEL

割り込みは、レベルトリガされます。これは、割り込み線のシグナルが遷移し、シグナルの遷移が戻った後に、割り込みがサービスされるまで、その後、変化しないままであるとき、割り込みが上げられることを意味します。

pol 引数は、次のいずれか 1 つを指定できます:

INTR_POLARITY_CONFORM

割り込みの極性は、デバイスがアタッチされているバスに対して標準です。

INTR_POLARITY_HIGH

割り込みは、割り込み線の高電圧によって活性化されます。

INTR_POLARITY_LOW

割り込みは、割り込み線の低電圧によって活性化されます。

戻り値

成功すれば、0 が返され、そうでなければ、適切なエラーが返されます。

関連項目

BUS_SETUP_INTR(9), BUS_TEARDOWN_INTR(9), device(9), driver(9)

歴史

BUS_CONFIG_INTR() メソッドは、 FreeBSD 5.2 ではじめて登場しました。

作者

このマニュアルページは、 Marcel Moolenaar <marcel@xcllnt.net>によって書かれました。