名称

service — 制御 (開始/停止/など) またはリストシステムサービス

書式

service

-e

service

-R

service

[ -v] -l | -r

service

[ -v] <rc.d script> start|stop|etc.

解説

service コマンドは、rc.d システムへの簡単なインタフェースです。その主要な目的は、rc.d スクリプトによって提供されたサービスを開始して停止することです。この目的のために使用されるとき、ブート時に使用されるのと同じ制限された環境に設定します (下記参照)。また、様々な基準を使用してスクリプトをリストするために使用できます。

オプションは、次の通りです:

-e

有効にされるサービスをリストします。チェックするスクリプトのリストは、 rc(8) で行われるのと同じ方法で、 rcorder(8) を使用してコンパイルされ、スクリプトのリストは、“rcvar”の代入のためにチェックされるます。存在しているなら、スクリプトは、それが有効にされているかどうか確かめるためにチェックされます。

-R

すべての有効にされたローカルサービスを再開します。

-l

/etc/rc.d のすべてのファイルとローカルスタートアップディレクトリをリストします。 rc.conf(5) で説明されるように、通常、これは、 /usr/local/etc/rc.d です。すべてのファイルは、それらが実際に rc.d スクリプトであるか否かに関係なく、リストされます。

-r

何が有効にされるかでなく、ファイルのすべてをリストすることを除いて、上記の -e のように rcorder(8) を生成します。

-v

わずかに冗長にします。

環境変数

rc.d スクリプトを実行するために使用するとき、 service コマンドは、ブート時に /etc/rc でどのように設定されるかを示す、 HOME を / に、そして PATH を /sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin に設定します。

終了ステータス

The service utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.

使用例

次は、 service コマンドの典型的な使用法の例です:

service named status

service -rv

rc.d スクリプトの名前のために bash(1) で、次のプログラマブル完了エントリを使用することができます:

_service () {

local cur

cur=${COMP_WORDS[COMP_CWORD]}

COMPREPLY=( $( compgen -W '$( service -l )' -- $cur ) )

return 0

}

complete -F _service service

関連項目

bash(1) ( ports/shells/bash), rc.conf(5), rc(8), rcorder(8)

歴史

service ユーティリティは、 FreeBSD 7.3 ではじめて登場しました。

作者

このマニュアルページは、 Douglas Barton <dougb@FreeBSD.org> によって書かれました。