EN JA
RTADVCTL(8)
RTADVCTL(8) FreeBSD System Manager's Manual RTADVCTL(8)

名称

rtadvctlrtadvd(8) デーモンのための制御プログラム

書式

rtadvctl [ -v] subcommand [ interface ...]

解説

rtadvctl は、 rtadvd(8) デーモンと通信して、各インタフェースで送信されている Router Advertisement メッセージに関する情報を表示する、ユーティリティです。

このユーティリティは、いくつかのオプションとサブコマンドを提供しています。オプションは、次の通りです:

-v
冗長さのレベルを増加します。 1 度指定されると、 rtadvctl ユーティリティは、接頭辞、RDNSS と DNSSL オプションに関する追加情報を表示します。 2 度与えられると、さらに、アクティブでないインタフェースといくつかの統計値に関する情報を表示します。

サブコマンドは、次の通りです:

reload [ interfaces...]
設定ファイルを再ロードするために指定します。 1 つ以上の interface が指定されるなら、インタフェースのための設定エントリは、選択的に再ロードされます。
enable interfaces...
有効としてインタフェースをマークし、設定エントリの再ロードを試みるために指定します。このサブコマンドは、動的に追加されたインタフェースに対して役に立ちます。

rtadvd(8) デーモンは、インタフェースが存在し、設定ファイルには、呼び出されるとき、それのための有効なエントリがあるなら、有効としてインタフェースをマークします。

disable interfaces...
無効としてインタフェースをマークするために指定します。
shutdown
rtadvd(8) デーモンがシャットダウンしているとマークします。 rtadvd(8) デーモンは、それぞれのインタフェースで古い情報を無効にするために 0 の生存期間でいくつかの RA を送信することに注意してください。それは、多くても 9 秒かかります。
show [ interfaces...]
各インタフェースで送信される Router Advertisement メッセージの情報を表示します。

関連項目

rtadvd(8), rtadvd.conf(5)

歴史

rtadvctl コマンドは、 FreeBSD 9.0 ではじめて登場しました。

作者

rtadvctl は、 Hiroki Sato <hrs@FreeBSD.org>によって書かれました。
July 16, 2011 FreeBSD