GPIOCTL(1) |
FreeBSD General Commands Manual |
GPIOCTL(1) |
名称
gpioctl —
GPIO 制御ユーティリティ
書式
gpioctl |
-l [ -f ctldev][ -v] |
gpioctl |
-t [ -f ctldev] pin |
gpioctl |
-c [ -f ctldev] pin flag [ flag ...] |
gpioctl |
[ -f ctldev] pin [0|1] |
解説
ユーザランドから GPIO ピンを管理して、利用可能なピンをリストするために
gpioctl ユーティリティを使用することができます。
オプションは、次の通りです:
-
-c
pin
flag [
flag ...]
-
提供されらフラグを設定することによってピンを設定します。次のフラグが、現在、定義されています:
-
IN
-
入力ピン
-
OUT
-
出力ピン
-
OD
-
オープンドレイン (open drain) ピン
-
PP
-
プッシュプル (push pull) ピン
-
TS
-
トライステート (tristate) ピン
-
PU
-
プルアップ (pull-up) ピン
-
PD
-
Pull-down pin プルダウン (pull-down) ピン
-
II
-
逆入力 (inverted input) ピン
-
IO
-
逆出力 (inverted output) ピン
-
-f
ctldev
-
使用する GPIO 制御デバイス;指定されないなら、デフォルトは、
/dev/gpioc0
-
-l
-
利用可能なピンをリストする
-
-t
pin
-
提供されたピン番号の値を切り替える
-
-v
-
冗長にする: リストされたそれぞれのピンに関して、現在の設定を印刷します
使用例
- デバイス /dev/gpioc0 によって定義された GPIO コントローラで利用可能なピンをリストします。
gpioctl -f /dev/gpioc0 -l
- ピン 12 から 1 の値を設定します。
gpioctl -f /dev/gpioc0 12 1
- ピン 12 を入力ピンとなるように構成します。
gpioctl -f /dev/gpioc0 -c 12 IN
歴史
gpioctl ユーティリティは、
FreeBSD 9.0 で登場しました。
作者
gpioctl ユーティリティとこのマニュアルページは、
Oleksandr Tymoshenko <gonzo@freebsd.org>によって書かれました。