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GGATEL(8)
GGATEL(8) FreeBSD System Manager's Manual GGATEL(8)

名称

ggatelGEOM Gate ローカル制御ユーティリティ

書式

ggatel create [ -v][ -o ro | wo | rw][ -s sectorsize][ -t timeout][ -u unit] path

ggatel attach [ -v][ -o ro | wo | rw] -u unit path

ggatel destroy [ -f] -u unit

ggatel list [ -v][ -u unit]

解説

ggatel ユーティリティは、ローカル GEOM Gate クラス消費者 (カスタマ) です。 md(4) デバイスの代替えとして、または、非 GEOM-aware デバイスのための“GEOMificator”として使用することができますが、GEOM Gate カーネルモジュールでどのように使用するかと、どのように通信するかの例として主に作成されます。

利用可能なコマンドは、次の通りです:

create
与えられた通常のファイルまたはデバイスに関連する ggate プロバイダを作成します。
attach
作業プロセスを存在する ggate プロバイダにアタッチします。
destroy
与えられた ggate プロバイダを破壊します。
list
ggate プロバイダをリストします。

利用可能なオプションは、次の通りです:

-f
(すべての保留中 (pending) の要求をキャンセルする) ggate プロバイダを強制的に破壊します。
-o ro | wo | rw
ファイルまたはデバイスをオープンするとき使用するパーミッションを指定します: 読み込み専用 ( ro), 書き込み専用 ( wo) または読み込み書き込み ( rw) です。デフォルトは、 rw です。
-s sectorsize
ggate プロバイダのためのセクタサイズ。指定されないなら、デバイスから取るか、またはファイルのための 512 バイトに設定します。
-t timeout
I/O 要求がキャンセルされる前にウェート (待つ) する秒数。 0 は、タイムアウトを意味しません。デフォルトは、30 です。
-u unit
使用するユニット番号。
-v
フォーク (fork) しません、実行は、フォアグランドで行われ、標準出力にデバッグ情報を印刷 (表示) します。
path
通常のファイルまたはデバイスへのパス。

終了ステータス

終了ステータスは、成功すれば 0 で、コマンドが失敗するなら 1 です。失敗に関する詳細を得るためには、 ggatel-v オプションで呼び出すべきです。

使用例

fd0”デバイスの“GEOMify”、フロッピで暗号データのために gbde(8) を使用します。

ggatel create -u 5 /dev/fd0 
gbde init /dev/ggate5 
gbde attach ggate5 
newfs /dev/ggate5.bde 
mount /dev/ggate5.bde /secret 
cp /private/foo /secret/ 
umount /secret 
gbde detach ggate5 
ggatel destroy -u 5

作者

ggatel ユーティリティと同様に、このマニュアルページは、 Pawel Jakub Dawidek <pjd@FreeBSD.org>によって書かれました。
April 2, 2011 FreeBSD