FSCK_MSDOSFS(8) |
FreeBSD System Manager's Manual |
FSCK_MSDOSFS(8) |
名称
fsck_msdosfs —
DOS/Windows (FAT) ファイルシステムの一貫性のチェッカ
書式
fsck_msdosfs |
-p [ -Cf] filesystem ... |
fsck_msdosfs |
[ -Cny] filesystem ... |
解説
fsck_msdosfs ユーティリティは、 FAT ファイルシステム (より一般に DOS ファイルシステムとして知られている) を検証し修理します。
fsck_msdosfs の最初の書式は、指定されたファイルシステムを整えます。これは通常、自動リブートの際 FAT ファイルシステムが検出されると、 /etc/rc から fsck(8) によって起動されます。ファイルシステムを整えている際、 fsck_msdosfs は、普通の矛盾を自動的に修復します。さらに深刻な問題が発見された場合、 fsck_msdosfs は、それらを修復しようとはせずに、修復が失敗したことを示して終了します。
fsck_msdosfs の 2 番目の形式は、指定されたファイルシステムをチェックし、変更前に確認を常に取りながら、検出された全ての矛盾を修復しようとします。
オプションは、次の通りです:
-
-C
-
no-op と定義された、対応する
fsck(8) オプション (クリーンであるなら、チェックをスキップ) との互換性。
-
-F
-
ラッパ
fsck(8) と互換性のある動作をし、フォアグラウンドですぐにファイルシステムをきれいにしなければならないか、バックグラウンドに回しても構わないかを判断しようとします。 FAT (MS-DOS) ファイルシステムのクリーニングは、常にフォアグラウンドで行われなければなりません。このオプションでは、常に 0 以外の終了コードが返ります。
-
-f
-
preen の時に“クリーンな”ファイルシステムを
fsck_msdosfs に強制的に確認させます。
-
-n
-
fsck_msdosfs は、“
CONTINUE?
”以外の全ての質問に“
no
”と答えるものとみなして動作します。
-
-p
-
指定されたファイルシステムを整えます。
-
-y
-
fsck_msdosfs は、全ての質問に“
yes
”と答えるものとみなして動作します。
歴史
fsck_msdosfs ユーティリティは、
FreeBSD 4.4 ではじめて登場しました。
バグ
fsck_msdosfs ユーティリティは、現在開発中です。