CTLSTAT(8) | FreeBSD System Manager's Manual | CTLSTAT(8) |
名称
ctlstat — CAM ターゲット層 (Target Layer) 統計値ユーティリティ書式
ctlstat | [ -t][ -c count][ -C][ -d][ -D][ -j][ -l lun][ -n numdevs][ -w wait] |
解説
ctlstat ユーティリティは、CAM ターゲット層 (Target Layer) のための統計値情報を提供します。 (ダンプと JSON のモードを除いて) 最初の表示は、システム起動時以来の平均の統計値を表示します。その後の表示は、測定間隔の間の平均統計値を表示します。オプションは、次の通りです:
- -t
- 合計モード。この表示は、合計の CTL 読み込みと書き込みの出力と non I/O 操作の含んでいる、結合された合計カラムでカラムを分離します。
- -c count
- この回数統計値を表示します。
- -C
- CPU 統計値の表示を無効にします。
- -d
- 総合的な I/O 時間 (待ち時間) の代わりに DMA 操作時間 (待ち時間) を表示します。
- -D
- テキストダンプモード。解析に適しているテキスト形式で 30 秒ごとに利用可能なすべての統計値をダンプします。統計値は、このモードで計算されず、生 (raw) の数だけが表示されます。
- -h
- ヘッダの表示を抑制します。
- -j
- JSON ダンプモード。 JavaScript Object Notation (JSON) の形式で 30 秒ごとに利用可能なすべての統計値をすべてダンプします。統計値は、このモードで計算されず、生 (raw) の数だけが表示されます。
- -l lun
- 指定された LUN の統計値を要求します。このオプションは、合計モード ( -t) と互換性がありません。
- -n numdevs
- この数のデバイスの統計値を表示します。
- -w wait
- 表示の間に、この秒数ウェートします。このオプションが指定されないなら、 ctlstat は、1 秒の間隔をデフォルトとします。
使用例
ctlstat -t
1 秒の間隔でシステムの合計の統計値を表示します。
ctlstat -d -l 5 -C
LUN 5 のための平均の DMA 時間を表示し、CPU 利用率を省略します。
ctlstat -n 7 -w 10
最初の 7 つの LUN の統計を表示し、10 秒ごとに平均の統計値を表示します。
作者
<ken@FreeBSD.org> <will@FreeBSD.org>March 6, 2013 | FreeBSD |