EN JA
COMCONTROL(8)
COMCONTROL(8) FreeBSD System Manager's Manual COMCONTROL(8)

名称

comcontrol特殊 tty デバイスを制御する

書式

comcontrol special_device [ dtrwait number][ drainwait number]

解説

comcontrol ユーティリティは、指定された tty デバイスの特性のうちのいくつかを調査して修正するために使用されます。デバイス (または、stdin のための "-") 以外の引数が指定されないなら、すべての制御可能な特性の設定を印刷 (表示) します。この使用は、デバイスで読み込みアクセスのみを要求します。スーパユーザだけが設定を変更することができます。

次のオプションが利用可能です:

dtrwait number
DTR を落とした後にウェートする (待つ) 時間を与えられた数値に設定します。単位は、100 分の 1 秒です。デフォルトは、300 です、すなわち 3 秒。このオプションは、モデムをリセットの後に適切な復旧時間を設定するために主として必要とします。
drainwait number
出力の排出のためにウェートする時間を与えられた数値に設定します。単位は、秒です。デフォルトは、5 分です、0 は、永久にウェートするうことを意味します。このオプションは、モデムがハングアップするのを防ぐために分単位の上限を指定するために主として必要とします。

comcontrol を使用する標準的方法は、 /etc/rc.d/serial スタートアップスクリプトに、その呼び出しを入れることです。

関連ファイル

/dev/ttyd?
ダイヤルインデバイス、固定の端末 (hardwired terminal)
/dev/cuau?
ダイヤルアウトデバイス

関連項目

stty(1), sio(4)

歴史

もとは、 386BSD-0.1 の cgd の com パッケージのパッチ、バージョン 0.2.1 の一部です。以前は、双方向機能を制御していました。今や、これらの機能が標準であるので、制御することは、ほとんど残されていません。

作者

Christopher G. Demetriou
May 15, 1994 FreeBSD