名称

chkgrp — グループファイルの構文をチェックする

書式

chkgrp

[ -q][ groupfile]

解説

chkgrp ユーティリティは、与えられたファイルをスキャンし、それが駄目なら、エラーのためのシステム全体のグループファイルをスキャンします。特に、空白でない、コメントでないエントリが 4 つのコロンで区切られていること、それらが空白類を含まないこと、3 番目のフィールド (グループ ID) が、数値であることををチェックします。また、グループ名とグループメンバの不正な文字についてもチェックします。次のオプションが利用可能です:

-q

このオプションは、グループ形式が正確なとき、テキストの印刷を無効にします。

関連ファイル

/etc/group

グループデータベースファイル

終了ステータス

chkgrp ユーティリティは、グループファイルにエラーが見つかるなら、 EX_DATAERR を返し、そうでなければ、 EX_OK を返します。

診断

エラーが見つかるたびに、 chkgrp は、スキャンされているファイルの名前とエラーが見つかった行番号を含むエラーメッセージを印刷 (表示) します。

関連項目

getgrent(3), group(5)

歴史

chkgrp ユーティリティは、 FreeBSD 3.0 で登場しました。

作者

chkgrp ユーティリティとこのマニュアルページは、 Dag-Erling Smørgrav <des@FreeBSD.org>によって書かれました。さらなる機能は、 Liam J. Foy <liamfoy@dragonflybsd.org>よって追加されました。

バグ

グループ ID の範囲をチェックするべきです。