DITROFF(7) | FreeBSD Miscellaneous Information Manual | DITROFF(7) |
名称
ditroff -古典的デバイス独立 roff解説
名前 ditroff は、以前に troff テキスト処理システムの改良版のひとつとして登場しました。実際の roff(7) システムでは、名前 troff は、 ditroff の同意語として使用されます。最初の roff システムは、1973 年頃 Joe Osanna によって書かれました。それはたった 2 つの出力デバイスしかサポートしませんでした。 nroff プログラムはテキスト指向の tty 出力を生成しました。さらに troff プログラムはたった 1 つの出力デバイス、Wang Graphic Systems CAT 植字機のためのグラフィック出力を生成しました。
1979 年に、Brian Kernighan は、troff のための中間出力フォーマットを作成することによって、より多くのデバイスをサポートするように troff を書き直しました。この中間出力フォーマットは、デバイスに実際に印刷出力を行う後処理プログラムに送り込むことができます。 Kernighan のバージョンは、今日では classical (古典的な) troff として知られています。 Osanna のオリジナルの単一のデバイスバージョンとそれを区別するために、この名称は古典的文書の中では記載されていませんが、いくつかのシステムで ditroff ( d/evice i/ndependent troff/) (デバイス独立) troff) と呼ばれました。
今日、どんな既存の roff システムも Kernighan の複数デバイス troff に基づいています。最近のそれぞれの troff は、 ditroff と完全な互換性を備えているので、 troff と ditroff の区別はもはや必要ではありません。ほとんどのシステムでは、名前 troff が ditroff を意味するように使用されます。
ditroff を使用する最も容易な方法は、GNU roff システム、 groff です。 groff(1) プログラムは自動的に後処理を行なう (di)troff のまわりのラッパです。
関連項目
- [CSTR #54]
-
The 1992 revision of the
Nroff/Troff User's Manual by
J. F. Osanna and
Brian Kernighan, 参照
- [CSTR #97]
-
A Typesetter-independent TROFF by
Brian Kernighan これは最初の複数デバイス troff (
ditroff/) のオリジナルの文書です。参照
- roff(7)
- この文書は、roff の歴史と概念についての詳細を示します。
- troff(1)
- ditroff の実際の実装。
- groff(1)
- GNU roff プログラムと groff に関連するすべての文書を指し示すポインタ。
- groff_out(5)
- 複数デバイスに使われてる原理の中間の出力言語の groff バージョン。
作者
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この文書は、 groff、GNU roff 配布の一部です。それは、によって書かれ、によって保守されています。
17 January 2014 | Groff Version 1.19.2 |