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SRC.CONF(5)
SRC.CONF(5) FreeBSD File Formats Manual SRC.CONF(5)

名称

src.confソース構築オプション

解説

src.conf ファイルは、 FreeBSD ソースツリーに伴うあらゆる構築に適用される設定を含んでいます。 build(7) を参照してください。

src.conf ファイルは、標準の makefile 構文を使用します。しかしながら、 src.conf は、 make(1) に依存する記述をするべきではありません。代わりに、 src.conf は、どのようにシステム構築するかの局面を制御する make(1) 変数を設定することです。

src.conf のデフォルト位置は、 /etc/src.conf ですが、 make(1) 変数 SRCCONF で代替の位置を指定することができます。システム全体の設定が特定の構築に適していないなら、 src.conf の位置を置き換える必要があるかもしれません。例えば、 SRCCONF/dev/null に設定することは、それらのデフォルトのすべての構築の制御を効率的にリッセトします。

src.conf の唯一の目的は、通常、 /usr/src に位置している、 FreeBSD のソースコードのコンパイルを制御することです。原則として、システム管理者は、ある制御変数の値が、それらのデフォルトを変更する必要があるとき、 src.conf を作成します。

さらに、 make(1)-D オプションか、または、環境変数を通して特定の構築に対して制御変数を指定することができます。 environ(7) を参照してください。

変数の値は、それらの設定、にかかわらず無視されます。たとえ、それらが“ FALSE”または“ NO”に設定されたとしてもです。まさに、オプションの存在によって、 make(1) によって敬意が払われます。

次のリストは、ソース構築に使用することができる変数のための名前と短い記述を提供しています。

WITHOUT_ACCT
accton(8)sa(8) のようなプロセスアカウンティングツールを構築しないように設定します。
WITHOUT_ACPI
acpiconf(8), acpidump(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
WITHOUT_AMD
amd(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
WITHOUT_APM
apm(8), apmd(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
WITHOUT_ARM_EABI
ARM ABI を OABI に設定します。
WITHOUT_ASSERT_DEBUG
assert(3) チェックなしにプログラムとライブラリをコンパイルするように設定します。
WITHOUT_AT
at(1) と関連するユーティリティを構築しないように設定します。
WITHOUT_ATF
ATF をテストするフレームワークに関連するプログラムとライブラリを構築しないように設定します。
WITHOUT_ATM
ATM ネットワークに関連するプログラムとライブラリを構築しないように設定します。
WITHOUT_AUDIT
システムプログラムに監査サポートを構築しないように設定します。
WITHOUT_AUTHPF
authpf(8) を構築しないように設定します。
WITHOUT_BINUTILS
binutils (as, c++-filt, gconv, ld, nm, objcopy, objdump, readelf, size と strip) をインストールしないように設定します。
一般的に、オプションは、いくつかの代替の toolchain が有効にされないなら、ターゲットの構築に対して機能しません。
WITHOUT_BLUETOOTH
Bluetooth に関連するカーネルモジュール、プログラムとライブラリを構築しないように設定します。
WITHOUT_BMAKE
伝統的な FreeBSD の make の代わりに make(1) として移植性のある BSD make (bmake) を構築してインストールするように設定します。この構築オプションは、一時的です。それによって、開発者は、あらゆる残りの不備または問題を解決するために bmake に切り替えることができます。このオプションは、時期が来れば削除されます。
WITHOUT_BOOT
ブートブロックとローダを構築しないように設定します。
WITHOUT_BSD_CPIO
libarchive(3) で、cpio ベースの BSD ライセンスバージョンを構築しないように設定します。
WITH_BSD_GREP
GNU grep の代わりに '[ef]grep' のような BSD でライセンスされた grep をインストールします。
WITHOUT_BSNMP
bsnmpd(1) と関連するライブラリとデータファイルを構築しないか、またはインストールしないように設定します。
WITHOUT_BZIP2
基本システムの一部として寄贈された bzip2 ソフトウェアを構築しないように設定します。
このオプションは、まだ効果がありません。
設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_BZIP2_SUPPORT
WITHOUT_BZIP2_SUPPORT
オプションの bzip2 サポートなしでいくつかのプログラムを構築するように設定します。
WITHOUT_CALENDAR
calendar(1) を構築しないように設定します。
WITHOUT_CAPSICUM
システムプログラムに Capsicum サポートを構築しないように設定します。
WITHOUT_CDDL
Sun の CDDL の下でライセンスされたコードを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_CTF
  • WITHOUT_ZFS
WITHOUT_CLANG
C 言語 C/C++ コンパイラを構築しないように設定します。

それは、 arm/armeb, ia64/ia64, mips/mipsel, mips/mips, mips/mips64el, mips/mips64, mips/mipsn32 と sparc64/sparc64 で設定するデフォルトです。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_CLANG_EXTRAS
  • WITHOUT_CLANG_FULL
WITH_CLANG
Clang C/C++ コンパイラを構築するように設定します。

それは、 amd64/amd64, arm/arm, arm/armv6, i386/i386, pc98/i386, powerpc/powerpc と powerpc/powerpc64 のデフォルトの設定です。

WITH_CLANG_EXTRAS
bugpoint のような、追加の clang と llvm ツールを構築するように設定します。
WITHOUT_CLANG_FULL
Clang C/C++ コンパイラの ARCMigrate、Rewriter と StaticAnalyzer 構成要素を構築しないように設定します。

それは、 arm/arm, arm/armeb, arm/armv6, ia64/ia64, mips/mipsel, mips/mips, mips/mips64el, mips/mips64, mips/mipsn32 と sparc64/sparc64 のデフォルトの設定です。

WITH_CLANG_FULL
Clang C/C++ コンパイラの ARCMigrate、Rewriter と StaticAnalyzer 構成要素を構築するように設定します。

それは、 amd64/amd64, i386/i386, pc98/i386, powerpc/powerpc と powerpc/powerpc64 のデフォルトの設定です。

WITHOUT_CLANG_IS_CC
/usr/bin/cc, /usr/bin/c++/usr/bin/cpp として GCC コンパイラをインストールするように設定します。

それは、 arm/armeb, ia64/ia64, mips/mipsel, mips/mips, mips/mips64el, mips/mips64, mips/mipsn32, powerpc/powerpc, powerpc/powerpc64 と sparc64/sparc64 で設定するデフォルトです。設定されるとき、次のオプションも強制されます:

  • WITHOUT_LLDB
WITH_CLANG_IS_CC
/usr/bin/cc, /usr/bin/c++/usr/bin/cpp として Clang C/C++ コンパイラをインストールするように設定します。

それは、 amd64/amd64, arm/arm, arm/armv6, i386/i386 と pc98/i386 で設定するデフォルトです。

WITHOUT_CPP
cpp(1) を構築しないように設定します。
WITHOUT_CROSS_COMPILER
buildworld、buildkernel などのクロスツール段階でクロスコンパイラを構築しないように設定します。
WITHOUT_CRYPT
暗号化コードを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_KERBEROS
  • WITHOUT_KERBEROS_SUPPORT
  • WITHOUT_OPENSSH
  • WITHOUT_OPENSSL

設定されるとき、次のオプションも有効とされます:

WITHOUT_GSSAPI
( WITH_GSSAPI が明白に設定されないなら)
WITH_CTF
CTF (コンパクト C タイプ形式) データでコンパイルするように設定します。 CTF データは、DWARF と非常に古いスタブ似ているデバック情報の減少された形式をカプセル化し、DTrace のために必要です。
WITHOUT_CTM
ctm(1) と関連するユーティリティを構築しないように設定します。
WITHOUT_CXX
g++(1) と関連するライブラリを構築しないように設定します。また、 gperf(1)devd(8) の構築を抑制します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_CLANG
  • WITHOUT_CLANG_EXTRAS
  • WITHOUT_CLANG_FULL
  • WITHOUT_GROFF
WITH_DEBUG_FILES
実行形式のバイナリと共有ライブラリそれぞれの個別のファイルへのデバッグ情報を取り除くように設定します。デバッグファイルは、 /usr/lib/debug のサブディレクトリに置かれ、 gdb(1) によって自動的に位置付けられます。
WITHOUT_DICT
Webster (ウェブスタ) 辞書ファイルを構築しないように設定します。
WITHOUT_DYNAMICROOT
/bin/sbin ダイナミックにリンクしたくないなら、これを設定します。
WITHOUT_ED_CRYPTO
暗号化/復号化のサポートなしで ed(1) を構築するように設定します。
WITHOUT_EXAMPLES
例を /usr/share/examples/ にインストールするのを避けるように設定します。
WITHOUT_FDT
基本システムの一部として Flattened Device Tree のサポートを構築しないように設定します。これは、デバイスツリーコンパイラ (dtc) と libfdt サポートライブラリを含んでいます。

それは、 amd64/amd64, i386/i386, ia64/ia64, pc98/i386 と sparc64/sparc64 で設定するデフォルトです。

WITH_FDT
基本システムの一部として Flattened Device Tree サポートを構築するように設定します。これは、デバイスツリーコンパイラ (dtc) と libfdt サポートライブラリを含んでいます。

それは、 arm/arm, arm/armeb, arm/armv6, mips/mipsel, mips/mips, mips/mips64el, mips/mips64, mips/mipsn32, powerpc/powerpc と powerpc/powerpc64 で設定するデフォルトです。

WITHOUT_FLOPPY
フロッピディスクドライバの操作のためプログラムを構築しないか、またはインストールしないように設定します。
WITHOUT_FORMAT_EXTENSIONS
カーネルをコンパイルするとき、 -fformat-extensions を有効にしないように設定します。また、すべての形式チェックを無効にします。
WITHOUT_FORTH
Forth サポートなしでブートローダを構築するように設定します。
WITHOUT_FP_LIBC
浮動小数点のサポートなしで libc を構築するように設定します。
WITHOUT_FREEBSD_UPDATE
freebsd-update(8) を構築しないように設定します。
WITHOUT_GAMES
ゲームを構築しないように設定します。
WITHOUT_GCC
gcc と g++ を構築して、インストールしないように設定します。

それは、 amd64/amd64, arm/arm, arm/armv6 と i386/i386 でのデフォルトの設定です。

WITH_GCC
gcc と g++ を構築して、インストールするように設定します。

それは、 arm/armeb, ia64/ia64, mips/mipsel, mips/mips, mips/mips64el, mips/mips64, mips/mipsn32, pc98/i386, powerpc/powerpc, powerpc/powerpc64 と sparc64/sparc64 でのデフォルトの設定です。

WITHOUT_GCOV
gcov(1) ツールを構築しないように設定します。
WITHOUT_GDB
gdb(1) を構築しないように設定します。
WITHOUT_GNU
基本システムの一部として寄贈された GNU ソフトウェアを構築しないように設定します。このオプションは、構築されたシステムが、法的な理由のため GNU Public License でカバーされたコードも含んではいけないなら、役に立ちます。
このオプションは、まだ効果がありません。
設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_GNU_SUPPORT
WITHOUT_GNUCXX
GNU C++ スタック (g++、libstdc++) を構築しません。これは、clang がシステムコンパイラであるプラットフォームのデフォルトです。

それは、 amd64/amd64, arm/arm, arm/armv6, i386/i386 と pc98/i386 でのデフォルトの設定です。

WITH_GNUCXX
GNU C++ スタック (g++、libstdc++) を構築します。これは、gcc がシステムコンパイラであるプラットフォームのデフォルトです。

それは、 arm/armeb, ia64/ia64, mips/mipsel, mips/mips, mips/mips64el, mips/mips64, mips/mipsn32, powerpc/powerpc, powerpc/powerpc64 と sparc64/sparc64 でのデフォルトの設定です。

WITHOUT_GNU_SUPPORT
オプションの GNU サポートなしでいくつかのプログラムを構築するように設定します。
WITHOUT_GPIB
GPIB バスサポートを構築しないように設定します。
WITHOUT_GPIO
基本システムの一部として gpioctl(8) を構築しないように設定します。
WITH_GPL_DTC
BSD でライセンスされたものの代わりに、 elinux.org からデバイスツリーコンパイラの GPL バージョンを構築するように設定します。
WITHOUT_GROFF
groff(1)vgrind(1) を構築しないように設定します。 man(1) を壊さないように textproc/groff ポートのインストールも考慮すべきです。
WITHOUT_GSSAPI
libgssapi を構築しないように設定します。
WITH_HESIOD
Hesiod サポートを構築するように設定します。
WITHOUT_HTML
HTML 文書を構築しないように設定します。
WITHOUT_ICONV
libc の一部として iconv を構築しないように設定します。
WITHOUT_INET
IPv4 ネットワークに関連するプログラムとライブラリを構築しないように設定します。設定されると、次のオプションも強制されます:

  • WITHOUT_INET_SUPPORT
WITHOUT_INET6
IPv6 ネットワークに関連するプログラムとライブラリを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_INET6_SUPPORT
WITHOUT_INET6_SUPPORT
IPv6 サポートなしでライブラリ、プログラムとカーネルモジュールを構築するように設定します。
WITHOUT_INET_SUPPORT
IPv4 サポートなしでライブラリ、プログラムとカーネルモジュールを構築するように設定します。
WITHOUT_INFO
info(5) ファイルを作らないか、またはインストールしないように設定します。
WITHOUT_INSTALLLIB
オプションのライブラリをインストールしたくないなら、これを設定します。例えば、 nanobsd(8) イメージを作成するときです。
WITH_INSTALL_AS_USER
make(1) コマンドを実行するユーザに設定する、所有者とグループの属性でファイルをインストールすることによって、root でないユーザのために成功する、ターゲットをインストールように設定します。ユーザは、ユーザに書き込みパーミッションがあるディレクトリを指す DESTDIR 変数にまだ設定しなければなりません。
WITHOUT_IPFILTER
IP Filter パッケージを構築しないように設定します。
WITHOUT_IPFW
IPFW にツールを構築しないように設定します。
WITHOUT_IPX
IPX ネットワークに関連するプログラムとライブラリを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_IPX_SUPPORT
WITHOUT_IPX_SUPPORT
IPX サポートなしでいくつかのプログラムを構築するように設定します。
WITHOUT_JAIL
jail のサポートのためにツールを構築しないように設定します。例えば、 jail(8)
WITHOUT_KDUMP
kdump(1)truss(1) を構築しないように設定します。
WITHOUT_KERBEROS
Kerberos 5 (KTH Heimdal) を構築したくないなら、これを設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_KERBEROS_SUPPORT

設定されるとき、次のオプションも有効とされます:

WITHOUT_GSSAPI
( WITH_GSSAPI が明白に設定されないなら)
WITHOUT_KERBEROS_SUPPORT
ssh(1), telnet(1), sshd(8)telnetd(8) ような Kerberos サポートなしでいくつかのプログラムを構築するように設定します。
WITHOUT_KERNEL_SYMBOLS
カーネルシンボルファイルをインストールしないように設定します。
このオプションは、小さいルートパーティションがある人々に対して推薦されます。
WITHOUT_KVM
基本システムの一部として libkvm ライブラリを構築しないように設定します。
このオプションは、まだ効果がありません。
設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_KVM_SUPPORT
WITHOUT_KVM_SUPPORT
オプションの libkvm サポートなしでいくつかのプログラムを構築するように設定します。
WITHOUT_LDNS
この変数を設定することは、LDNS ライブラリが構築されることを防きます。設定されるとき、それは、次のオプションも強制的に設定します:

  • WITHOUT_LDNS_UTILS
  • WITHOUT_UNBOUND
WITHOUT_LDNS_UTILS
この変数を設定することは、LDNS ユーティリティ drill(1)host(1) を構築することを防ぎます。
WITHOUT_LEGACY_CONSOLE
古い PC コンソールをサポートするプログラムを構築しないように設定します。例えば、 kbdcontrol(8)vidcontrol(8)
WITHOUT_LIB32
amd64 で、32 ビットのライブラリセットと ld-elf32.so.1 ランタイムリンカを構築しないように設定します。
WITHOUT_LIBCPLUSPLUS
libcxxrt と libc++ を構築しないように設定します。
WITHOUT_LIBPTHREAD
ライブラリ libthr を提供する libpthread を構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_LIBTHR
WITHOUT_LIBTHR
libthr (1:1 スレッド) ライブラリを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
WITH_LLDB
LLDB デバッガを構築するように設定します。
WITHOUT_LOCALES
ローカライズファイルを構築しないように設定します。 locale(1) を参照してください。
WITHOUT_LOCATE
locate(1) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
WITHOUT_LPR
lpr(1) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
WITHOUT_LS_COLORS
ファイルタイプを識別するための色のサポートなしで、 ls(1) を構築するように設定します。
WITHOUT_MAIL
メールのサポート (MUA または MTA) を構築しないように設定します。設定されると、次のオプションも強制されます:

  • WITHOUT_MAILWRAPPER
  • WITHOUT_SENDMAIL
WITHOUT_MAILWRAPPER
mailwrapper(8) MTA セレクタを構築しないように設定します。
WITHOUT_MAKE
make(1) と関連するサポートファイルをインストールしないように設定します。
WITHOUT_MAN
マニュアルページを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも有効とされます:

WITHOUT_MAN_UTILS
( WITH_MAN_UTILS が明白に設定されないなら)
WITHOUT_MAN_UTILS
マニュアルページ、 apropos(1), catman(1), makewhatis(1), man(1), whatis(1), manctl(8) と関連するサポートファイルのための組み込みユーティリティを構築しなように設定します。
WITH_NAND
NAND フラッシュの構成要素を構築するように設定します。
WITHOUT_NDIS
NDIS エミュレーションのサポートに関連するプログラムとライブラリを構築しないように設定します。
WITHOUT_NETCAT
nc(1) ユーティリティを構築しないように設定します。
WITHOUT_NETGRAPH
netgraph(4) をサポートするアプリケーションを構築しないように設定します。設定されると、次のオプションも強制されます:

  • WITHOUT_ATM
  • WITHOUT_BLUETOOTH
  • WITHOUT_NETGRAPH_SUPPORT
WITHOUT_NETGRAPH_SUPPORT
netgraph サポートなしでライブラリ、プログラム、とカーネルモジュールを構築するように設定します。
WITHOUT_NIS
NIS(8) サポートと関連するプログラムを構築しないように設定します。設定されるなら、利用者は、 nsswitch.conf(5) を採用して、‘nis’エントリを削除する必要があるかもしれません。
WITHOUT_NLS
NLS カタログを構築しないように設定します。
WITHOUT_NLS_CATALOGS
csh(1) NLS カタログサポートを構築しないように設定します。
WITHOUT_NMTREE
mtree(8) として fmtree(8) をインストールするように設定します。デフォルトで、 nmtree(8) は、 mtree(8) としてインストールされます。
WITHOUT_NS_CACHING
nsswitch サブシステムで名前キャッシュを無効にするように設定します。このオプションが設定されるなら、ジェネリックキャッシュデーモン、 nscd(8) を構築しないように設定します。
WITHOUT_NTP
ntpd(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
WITH_OFED
“OpenFabrics Enterprise Distribution” Infiniband ソフトウェアスタックを構築するように設定します。
WITHOUT_OPENSSH
OpenSSH を構築しないように設定します。
WITH_OPENSSH_NONE_CIPHER
OpenSSH とそのライブラリの "何も"暗号のサポートを含めないように設定します。追加の調節は、この暗号を有効にするために sshd_config(5) のようなシステム設定ファイルで行われる必要があります。完全な詳細については、 /usr/src/crypto/openssh/README.hpn を参照してください。
WITHOUT_OPENSSL
OpenSSH を構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_KERBEROS
  • WITHOUT_KERBEROS_SUPPORT
  • WITHOUT_OPENSSH

設定されるとき、次のオプションも有効とされます:

WITHOUT_GSSAPI
( WITH_GSSAPI が明白に設定されないなら)
WITHOUT_PAM
PAM ライブラリとモジュールを構築しないように設定します。
このオプションは、推奨されなくて何もしません。
設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_PAM_SUPPORT
WITHOUT_PAM_SUPPORT
PAM サポート、特に ftpd(8)ppp(8) なしでいくつかのプログラムを構築するように設定します。
WITHOUT_PC_SYSINSTALL
pc-sysinstall(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
WITHOUT_PF
PF ファイアウォールパッケージを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_AUTHPF
WITHOUT_PKGBOOTSTRAP
pkg(7) ブートストラップのツールを構築しないように設定します。
WITH_PKGTOOLS
pkg_add(8) と関連するプログラムを構築するように設定します。
WITHOUT_PMC
pmccontrol(8) と関連するプログラムをを構築しないように設定します。
WITHOUT_PORTSNAP
portsnap(8) と関連するファイルを構築しないか、またはインストールしないように設定します。
WITHOUT_PPP
ppp(8) と関連するプログラムをを構築しないように設定します。
WITHOUT_PROFILE
プロファイル付のライブラリをコンパイルを避けるように設定します。
WITHOUT_QUOTAS
quota(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
WITHOUT_RCMDS
BSD の r-コマンドの構築を無効にします。これは、 rlogin(1), rsh(1) などを含んでいます。
WITHOUT_RCS
rcs(1) と関連するユーティリティを構築しないように設定します。
WITHOUT_RESCUE
rescue(8) を構築しないように設定します。
WITHOUT_ROUTED
routed(8) ユーティリティを構築しないように設定します。
WITHOUT_SENDMAIL
sendmail(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
WITHOUT_SETUID_LOGIN
セットユーザ ID (set-user-ID) の root プログラムとして login(1) のインストールを無効にするように設定します。
WITHOUT_SHAREDOCS
4.4BSD の古い文書を構築しないように設定します。
WITH_SHARED_TOOLCHAIN
共有された toolchain バイナリを構築するように設定します。セットは、アセンブラ、リンカとライブラリアーカイブマネージャのような、 cc(1), make(1) と必要なユーティリティを含んでいます。
WITHOUT_SOURCELESS
(ホスト CPU のためのマイクロコードまたはネイティブコードのいずれかの) ソースがないコードを含むカーネルモジュールを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_SOURCELESS_HOST
  • WITHOUT_SOURCELESS_UCODE
WITHOUT_SOURCELESS_HOST
ホスト CPU のソースがないネイティブコードを含んでいるカーネルモジュールを構築しないように設定します。
WITHOUT_SOURCELESS_UCODE
ソースがないマイクロコードを含んでいるカーネルモジュールを構築しないように設定します。
WITHOUT_SSP
propolice stack smashing protection ライブラリを構築しないように設定します。
WITH_SVN
svn(1) として svnlite(1) をインストールするように設定します。
WITHOUT_SVNLITE
svnlite(1) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
WITHOUT_SYMVER
共有ライブラリを構築するとき、シンボルバージョニングを無効にするように設定します。
WITHOUT_SYSCONS
キーボードマップ、フォント、画面出力マップのような、 syscons(4) サポートを構築しないように設定します。
WITHOUT_SYSINSTALL
sysinstall(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
WITHOUT_TCSH
( tcsh(1) である) /bin/csh を構築やインストールしないように設定します。
WITHOUT_TELNET
telnet(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
WITHOUT_TEXTPROC
テキスト処理に使用されるプログラムを構築しないように設定します。設定されると、次のオプションも強制されます:

  • WITHOUT_GROFF
WITHOUT_TOOLCHAIN
プログラム開発、コンパイラ、デバッガなどに使用されるプログラムをインストールしないように設定します。
このオプションは、構築するターゲットで動作しません。
設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:

  • WITHOUT_BINUTILS
  • WITHOUT_CLANG
  • WITHOUT_CLANG_EXTRAS
  • WITHOUT_CLANG_FULL
  • WITHOUT_GCC
  • WITHOUT_GDB
WITHOUT_UNBOUND
unbound(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
WITHOUT_USB
USB 関連のプログラムとライブラリを構築しないように設定します。
WITH_USB_GADGET_EXAMPLES
USB 装置 (gadget) カーネルモジュールを構築するように設定します。
WITHOUT_UTMPX
last(1), users(1), who(1), ac(8), lastlogin(8)utx(8) のようなユーザアカウンティングのツールを構築しないように設定します。
WITHOUT_WIRELESS
802.11 無線ネットワークに使用されるプログラムを構築しないように設定します。特に wpa_supplicant(8)hostapd(8)。設定されると、次のオプションも強制されます:

  • WITHOUT_WIRELESS_SUPPORT
WITHOUT_WIRELESS_SUPPORT
802.11 無線のサポートなしでライブラリ、プログラム、とカーネルモジュールを構築するように設定します。
WITHOUT_WPA_SUPPLICANT_EAPOL
IEEE 802.1X プロトコルのサポートなしで、(802.1X を通してだけ使用可能な) EAP-PEAP, EAP-TLS, EAP-LEAP と EAP-TTLS プロトコルのサポートなしで wpa_supplicant(8) を構築します。
WITHOUT_ZFS
ZFS ファイルシステムを構築しないように設定します。
WITHOUT_ZONEINFO
タイムゾーンデータベースを構築しないように設定します。

関連ファイル

/etc/src.conf
/usr/share/mk/bsd.own.mk

歴史

src.conf ファイルは、 FreeBSD 7.0 で登場しました。

作者

このマニュアルページは、自動的に生成されました。
November 11, 2013 FreeBSD