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src.conf — ソース構築オプション解説
src.conf ファイルは、 FreeBSD ソースツリーに伴うあらゆる構築に適用される設定を含んでいます。 build(7) を参照してください。src.conf ファイルは、標準の makefile 構文を使用します。しかしながら、 src.conf は、 make(1) に依存する記述をするべきではありません。代わりに、 src.conf は、どのようにシステム構築するかの局面を制御する make(1) 変数を設定することです。
src.conf のデフォルト位置は、 /etc/src.conf ですが、 make(1) 変数 SRCCONF で代替の位置を指定することができます。システム全体の設定が特定の構築に適していないなら、 src.conf の位置を置き換える必要があるかもしれません。例えば、 SRCCONF を /dev/null に設定することは、それらのデフォルトのすべての構築の制御を効率的にリッセトします。
src.conf の唯一の目的は、通常、 /usr/src に位置している、 FreeBSD のソースコードのコンパイルを制御することです。原則として、システム管理者は、ある制御変数の値が、それらのデフォルトを変更する必要があるとき、 src.conf を作成します。
さらに、 make(1) の -D オプションか、または、環境変数を通して特定の構築に対して制御変数を指定することができます。 environ(7) を参照してください。
変数の値は、それらの設定、にかかわらず無視されます。たとえ、それらが“ FALSE
”または“ NO
”に設定されたとしてもです。まさに、オプションの存在によって、 make(1) によって敬意が払われます。
次のリストは、ソース構築に使用することができる変数のための名前と短い記述を提供しています。
- WITHOUT_ACCT
- accton(8) と sa(8) のようなプロセスアカウンティングツールを構築しないように設定します。
- WITHOUT_ACPI
- acpiconf(8), acpidump(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
- WITHOUT_AMD
- amd(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
- WITHOUT_APM
- apm(8), apmd(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
- WITHOUT_ARM_EABI
- ARM ABI を OABI に設定します。
- WITHOUT_ASSERT_DEBUG
- assert(3) チェックなしにプログラムとライブラリをコンパイルするように設定します。
- WITHOUT_AT
- at(1) と関連するユーティリティを構築しないように設定します。
- WITHOUT_ATF
- ATF をテストするフレームワークに関連するプログラムとライブラリを構築しないように設定します。
- WITHOUT_ATM
- ATM ネットワークに関連するプログラムとライブラリを構築しないように設定します。
- WITHOUT_AUDIT
- システムプログラムに監査サポートを構築しないように設定します。
- WITHOUT_AUTHPF
- authpf(8) を構築しないように設定します。
- WITHOUT_BINUTILS
-
binutils (as, c++-filt, gconv, ld, nm, objcopy, objdump, readelf, size と strip) をインストールしないように設定します。
一般的に、オプションは、いくつかの代替の toolchain が有効にされないなら、ターゲットの構築に対して機能しません。
- WITHOUT_BLUETOOTH
- Bluetooth に関連するカーネルモジュール、プログラムとライブラリを構築しないように設定します。
- WITHOUT_BMAKE
- 伝統的な FreeBSD の make の代わりに make(1) として移植性のある BSD make (bmake) を構築してインストールするように設定します。この構築オプションは、一時的です。それによって、開発者は、あらゆる残りの不備または問題を解決するために bmake に切り替えることができます。このオプションは、時期が来れば削除されます。
- WITHOUT_BOOT
- ブートブロックとローダを構築しないように設定します。
- WITHOUT_BSD_CPIO
- libarchive(3) で、cpio ベースの BSD ライセンスバージョンを構築しないように設定します。
- WITH_BSD_GREP
- GNU grep の代わりに '[ef]grep' のような BSD でライセンスされた grep をインストールします。
- WITHOUT_BSNMP
- bsnmpd(1) と関連するライブラリとデータファイルを構築しないか、またはインストールしないように設定します。
- WITHOUT_BZIP2
-
基本システムの一部として寄贈された bzip2 ソフトウェアを構築しないように設定します。
このオプションは、まだ効果がありません。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_BZIP2_SUPPORT
- WITHOUT_BZIP2_SUPPORT
- オプションの bzip2 サポートなしでいくつかのプログラムを構築するように設定します。
- WITHOUT_CALENDAR
- calendar(1) を構築しないように設定します。
- WITHOUT_CAPSICUM
- システムプログラムに Capsicum サポートを構築しないように設定します。
- WITHOUT_CDDL
-
Sun の CDDL の下でライセンスされたコードを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_CTF
- WITHOUT_ZFS
- WITHOUT_CLANG
-
C 言語 C/C++ コンパイラを構築しないように設定します。
それは、 arm/armeb, ia64/ia64, mips/mipsel, mips/mips, mips/mips64el, mips/mips64, mips/mipsn32 と sparc64/sparc64 で設定するデフォルトです。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_CLANG_EXTRAS
- WITHOUT_CLANG_FULL
- WITH_CLANG
-
Clang C/C++ コンパイラを構築するように設定します。
それは、 amd64/amd64, arm/arm, arm/armv6, i386/i386, pc98/i386, powerpc/powerpc と powerpc/powerpc64 のデフォルトの設定です。
- WITH_CLANG_EXTRAS
- bugpoint のような、追加の clang と llvm ツールを構築するように設定します。
- WITHOUT_CLANG_FULL
-
Clang C/C++ コンパイラの ARCMigrate、Rewriter と StaticAnalyzer 構成要素を構築しないように設定します。
それは、 arm/arm, arm/armeb, arm/armv6, ia64/ia64, mips/mipsel, mips/mips, mips/mips64el, mips/mips64, mips/mipsn32 と sparc64/sparc64 のデフォルトの設定です。
- WITH_CLANG_FULL
-
Clang C/C++ コンパイラの ARCMigrate、Rewriter と StaticAnalyzer 構成要素を構築するように設定します。
それは、 amd64/amd64, i386/i386, pc98/i386, powerpc/powerpc と powerpc/powerpc64 のデフォルトの設定です。
- WITHOUT_CLANG_IS_CC
-
/usr/bin/cc,
/usr/bin/c++ と
/usr/bin/cpp として GCC コンパイラをインストールするように設定します。
それは、 arm/armeb, ia64/ia64, mips/mipsel, mips/mips, mips/mips64el, mips/mips64, mips/mipsn32, powerpc/powerpc, powerpc/powerpc64 と sparc64/sparc64 で設定するデフォルトです。設定されるとき、次のオプションも強制されます:
- WITHOUT_LLDB
- WITH_CLANG_IS_CC
-
/usr/bin/cc,
/usr/bin/c++ と
/usr/bin/cpp として Clang C/C++ コンパイラをインストールするように設定します。
それは、 amd64/amd64, arm/arm, arm/armv6, i386/i386 と pc98/i386 で設定するデフォルトです。
- WITHOUT_CPP
- cpp(1) を構築しないように設定します。
- WITHOUT_CROSS_COMPILER
- buildworld、buildkernel などのクロスツール段階でクロスコンパイラを構築しないように設定します。
- WITHOUT_CRYPT
-
暗号化コードを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_KERBEROS
- WITHOUT_KERBEROS_SUPPORT
- WITHOUT_OPENSSH
- WITHOUT_OPENSSL
設定されるとき、次のオプションも有効とされます:
- WITHOUT_GSSAPI
- ( WITH_GSSAPI が明白に設定されないなら)
- WITH_CTF
- CTF (コンパクト C タイプ形式) データでコンパイルするように設定します。 CTF データは、DWARF と非常に古いスタブ似ているデバック情報の減少された形式をカプセル化し、DTrace のために必要です。
- WITHOUT_CTM
- ctm(1) と関連するユーティリティを構築しないように設定します。
- WITHOUT_CXX
-
g++(1) と関連するライブラリを構築しないように設定します。また、
gperf(1) と
devd(8) の構築を抑制します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_CLANG
- WITHOUT_CLANG_EXTRAS
- WITHOUT_CLANG_FULL
- WITHOUT_GROFF
- WITH_DEBUG_FILES
- 実行形式のバイナリと共有ライブラリそれぞれの個別のファイルへのデバッグ情報を取り除くように設定します。デバッグファイルは、 /usr/lib/debug のサブディレクトリに置かれ、 gdb(1) によって自動的に位置付けられます。
- WITHOUT_DICT
- Webster (ウェブスタ) 辞書ファイルを構築しないように設定します。
- WITHOUT_DYNAMICROOT
- /bin と /sbin ダイナミックにリンクしたくないなら、これを設定します。
- WITHOUT_ED_CRYPTO
- 暗号化/復号化のサポートなしで ed(1) を構築するように設定します。
- WITHOUT_EXAMPLES
- 例を /usr/share/examples/ にインストールするのを避けるように設定します。
- WITHOUT_FDT
-
基本システムの一部として Flattened Device Tree のサポートを構築しないように設定します。これは、デバイスツリーコンパイラ (dtc) と libfdt サポートライブラリを含んでいます。
それは、 amd64/amd64, i386/i386, ia64/ia64, pc98/i386 と sparc64/sparc64 で設定するデフォルトです。
- WITH_FDT
-
基本システムの一部として Flattened Device Tree サポートを構築するように設定します。これは、デバイスツリーコンパイラ (dtc) と libfdt サポートライブラリを含んでいます。
それは、 arm/arm, arm/armeb, arm/armv6, mips/mipsel, mips/mips, mips/mips64el, mips/mips64, mips/mipsn32, powerpc/powerpc と powerpc/powerpc64 で設定するデフォルトです。
- WITHOUT_FLOPPY
- フロッピディスクドライバの操作のためプログラムを構築しないか、またはインストールしないように設定します。
- WITHOUT_FORMAT_EXTENSIONS
- カーネルをコンパイルするとき、 -fformat-extensions を有効にしないように設定します。また、すべての形式チェックを無効にします。
- WITHOUT_FORTH
- Forth サポートなしでブートローダを構築するように設定します。
- WITHOUT_FP_LIBC
- 浮動小数点のサポートなしで libc を構築するように設定します。
- WITHOUT_FREEBSD_UPDATE
- freebsd-update(8) を構築しないように設定します。
- WITHOUT_GAMES
- ゲームを構築しないように設定します。
- WITHOUT_GCC
-
gcc と g++ を構築して、インストールしないように設定します。
それは、 amd64/amd64, arm/arm, arm/armv6 と i386/i386 でのデフォルトの設定です。
- WITH_GCC
-
gcc と g++ を構築して、インストールするように設定します。
それは、 arm/armeb, ia64/ia64, mips/mipsel, mips/mips, mips/mips64el, mips/mips64, mips/mipsn32, pc98/i386, powerpc/powerpc, powerpc/powerpc64 と sparc64/sparc64 でのデフォルトの設定です。
- WITHOUT_GCOV
- gcov(1) ツールを構築しないように設定します。
- WITHOUT_GDB
- gdb(1) を構築しないように設定します。
- WITHOUT_GNU
-
基本システムの一部として寄贈された GNU ソフトウェアを構築しないように設定します。このオプションは、構築されたシステムが、法的な理由のため GNU Public License でカバーされたコードも含んではいけないなら、役に立ちます。
このオプションは、まだ効果がありません。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_GNU_SUPPORT
- WITHOUT_GNUCXX
-
GNU C++ スタック (g++、libstdc++) を構築しません。これは、clang がシステムコンパイラであるプラットフォームのデフォルトです。
それは、 amd64/amd64, arm/arm, arm/armv6, i386/i386 と pc98/i386 でのデフォルトの設定です。
- WITH_GNUCXX
-
GNU C++ スタック (g++、libstdc++) を構築します。これは、gcc がシステムコンパイラであるプラットフォームのデフォルトです。
それは、 arm/armeb, ia64/ia64, mips/mipsel, mips/mips, mips/mips64el, mips/mips64, mips/mipsn32, powerpc/powerpc, powerpc/powerpc64 と sparc64/sparc64 でのデフォルトの設定です。
- WITHOUT_GNU_SUPPORT
- オプションの GNU サポートなしでいくつかのプログラムを構築するように設定します。
- WITHOUT_GPIB
- GPIB バスサポートを構築しないように設定します。
- WITHOUT_GPIO
- 基本システムの一部として gpioctl(8) を構築しないように設定します。
- WITH_GPL_DTC
- BSD でライセンスされたものの代わりに、 elinux.org からデバイスツリーコンパイラの GPL バージョンを構築するように設定します。
- WITHOUT_GROFF
- groff(1) と vgrind(1) を構築しないように設定します。 man(1) を壊さないように textproc/groff ポートのインストールも考慮すべきです。
- WITHOUT_GSSAPI
- libgssapi を構築しないように設定します。
- WITH_HESIOD
- Hesiod サポートを構築するように設定します。
- WITHOUT_HTML
- HTML 文書を構築しないように設定します。
- WITHOUT_ICONV
- libc の一部として iconv を構築しないように設定します。
- WITHOUT_INET
-
IPv4 ネットワークに関連するプログラムとライブラリを構築しないように設定します。設定されると、次のオプションも強制されます:
- WITHOUT_INET_SUPPORT
- WITHOUT_INET6
-
IPv6 ネットワークに関連するプログラムとライブラリを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_INET6_SUPPORT
- WITHOUT_INET6_SUPPORT
- IPv6 サポートなしでライブラリ、プログラムとカーネルモジュールを構築するように設定します。
- WITHOUT_INET_SUPPORT
- IPv4 サポートなしでライブラリ、プログラムとカーネルモジュールを構築するように設定します。
- WITHOUT_INFO
- info(5) ファイルを作らないか、またはインストールしないように設定します。
- WITHOUT_INSTALLLIB
- オプションのライブラリをインストールしたくないなら、これを設定します。例えば、 nanobsd(8) イメージを作成するときです。
- WITH_INSTALL_AS_USER
- make(1) コマンドを実行するユーザに設定する、所有者とグループの属性でファイルをインストールすることによって、root でないユーザのために成功する、ターゲットをインストールように設定します。ユーザは、ユーザに書き込みパーミッションがあるディレクトリを指す DESTDIR 変数にまだ設定しなければなりません。
- WITHOUT_IPFILTER
- IP Filter パッケージを構築しないように設定します。
- WITHOUT_IPFW
- IPFW にツールを構築しないように設定します。
- WITHOUT_IPX
-
IPX ネットワークに関連するプログラムとライブラリを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_IPX_SUPPORT
- WITHOUT_IPX_SUPPORT
- IPX サポートなしでいくつかのプログラムを構築するように設定します。
- WITHOUT_JAIL
- jail のサポートのためにツールを構築しないように設定します。例えば、 jail(8)。
- WITHOUT_KDUMP
- kdump(1) と truss(1) を構築しないように設定します。
- WITHOUT_KERBEROS
-
Kerberos 5 (KTH Heimdal) を構築したくないなら、これを設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_KERBEROS_SUPPORT
設定されるとき、次のオプションも有効とされます:
- WITHOUT_GSSAPI
- ( WITH_GSSAPI が明白に設定されないなら)
- WITHOUT_KERBEROS_SUPPORT
- ssh(1), telnet(1), sshd(8) と telnetd(8) ような Kerberos サポートなしでいくつかのプログラムを構築するように設定します。
- WITHOUT_KERNEL_SYMBOLS
-
カーネルシンボルファイルをインストールしないように設定します。
このオプションは、小さいルートパーティションがある人々に対して推薦されます。
- WITHOUT_KVM
-
基本システムの一部として
libkvm ライブラリを構築しないように設定します。
このオプションは、まだ効果がありません。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_KVM_SUPPORT
- WITHOUT_KVM_SUPPORT
- オプションの libkvm サポートなしでいくつかのプログラムを構築するように設定します。
- WITHOUT_LDNS
-
この変数を設定することは、LDNS ライブラリが構築されることを防きます。設定されるとき、それは、次のオプションも強制的に設定します:
- WITHOUT_LDNS_UTILS
- WITHOUT_UNBOUND
- WITHOUT_LDNS_UTILS
- この変数を設定することは、LDNS ユーティリティ drill(1) と host(1) を構築することを防ぎます。
- WITHOUT_LEGACY_CONSOLE
- 古い PC コンソールをサポートするプログラムを構築しないように設定します。例えば、 kbdcontrol(8) と vidcontrol(8)。
- WITHOUT_LIB32
- amd64 で、32 ビットのライブラリセットと ld-elf32.so.1 ランタイムリンカを構築しないように設定します。
- WITHOUT_LIBCPLUSPLUS
- libcxxrt と libc++ を構築しないように設定します。
- WITHOUT_LIBPTHREAD
-
ライブラリ
libthr を提供する
libpthread を構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_LIBTHR
- WITHOUT_LIBTHR
- libthr (1:1 スレッド) ライブラリを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITH_LLDB
- LLDB デバッガを構築するように設定します。
- WITHOUT_LOCALES
- ローカライズファイルを構築しないように設定します。 locale(1) を参照してください。
- WITHOUT_LOCATE
- locate(1) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
- WITHOUT_LPR
- lpr(1) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
- WITHOUT_LS_COLORS
- ファイルタイプを識別するための色のサポートなしで、 ls(1) を構築するように設定します。
- WITHOUT_MAIL
-
メールのサポート (MUA または MTA) を構築しないように設定します。設定されると、次のオプションも強制されます:
- WITHOUT_MAILWRAPPER
- WITHOUT_SENDMAIL
- WITHOUT_MAILWRAPPER
- mailwrapper(8) MTA セレクタを構築しないように設定します。
- WITHOUT_MAKE
- make(1) と関連するサポートファイルをインストールしないように設定します。
- WITHOUT_MAN
-
マニュアルページを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも有効とされます:
- WITHOUT_MAN_UTILS
- ( WITH_MAN_UTILS が明白に設定されないなら)
- WITHOUT_MAN_UTILS
- マニュアルページ、 apropos(1), catman(1), makewhatis(1), man(1), whatis(1), manctl(8) と関連するサポートファイルのための組み込みユーティリティを構築しなように設定します。
- WITH_NAND
- NAND フラッシュの構成要素を構築するように設定します。
- WITHOUT_NDIS
- NDIS エミュレーションのサポートに関連するプログラムとライブラリを構築しないように設定します。
- WITHOUT_NETCAT
- nc(1) ユーティリティを構築しないように設定します。
- WITHOUT_NETGRAPH
-
netgraph(4) をサポートするアプリケーションを構築しないように設定します。設定されると、次のオプションも強制されます:
- WITHOUT_ATM
- WITHOUT_BLUETOOTH
- WITHOUT_NETGRAPH_SUPPORT
- WITHOUT_NETGRAPH_SUPPORT
- netgraph サポートなしでライブラリ、プログラム、とカーネルモジュールを構築するように設定します。
- WITHOUT_NIS
- NIS(8) サポートと関連するプログラムを構築しないように設定します。設定されるなら、利用者は、 nsswitch.conf(5) を採用して、‘nis’エントリを削除する必要があるかもしれません。
- WITHOUT_NLS
- NLS カタログを構築しないように設定します。
- WITHOUT_NLS_CATALOGS
- csh(1) NLS カタログサポートを構築しないように設定します。
- WITHOUT_NMTREE
- mtree(8) として fmtree(8) をインストールするように設定します。デフォルトで、 nmtree(8) は、 mtree(8) としてインストールされます。
- WITHOUT_NS_CACHING
- nsswitch サブシステムで名前キャッシュを無効にするように設定します。このオプションが設定されるなら、ジェネリックキャッシュデーモン、 nscd(8) を構築しないように設定します。
- WITHOUT_NTP
- ntpd(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
- WITH_OFED
- “OpenFabrics Enterprise Distribution” Infiniband ソフトウェアスタックを構築するように設定します。
- WITHOUT_OPENSSH
- OpenSSH を構築しないように設定します。
- WITH_OPENSSH_NONE_CIPHER
- OpenSSH とそのライブラリの "何も"暗号のサポートを含めないように設定します。追加の調節は、この暗号を有効にするために sshd_config(5) のようなシステム設定ファイルで行われる必要があります。完全な詳細については、 /usr/src/crypto/openssh/README.hpn を参照してください。
- WITHOUT_OPENSSL
-
OpenSSH を構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_KERBEROS
- WITHOUT_KERBEROS_SUPPORT
- WITHOUT_OPENSSH
設定されるとき、次のオプションも有効とされます:
- WITHOUT_GSSAPI
- ( WITH_GSSAPI が明白に設定されないなら)
- WITHOUT_PAM
-
PAM ライブラリとモジュールを構築しないように設定します。
このオプションは、推奨されなくて何もしません。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_PAM_SUPPORT
- WITHOUT_PAM_SUPPORT
- PAM サポート、特に ftpd(8) と ppp(8) なしでいくつかのプログラムを構築するように設定します。
- WITHOUT_PC_SYSINSTALL
- pc-sysinstall(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
- WITHOUT_PF
-
PF ファイアウォールパッケージを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_AUTHPF
- WITHOUT_PKGBOOTSTRAP
- pkg(7) ブートストラップのツールを構築しないように設定します。
- WITH_PKGTOOLS
- pkg_add(8) と関連するプログラムを構築するように設定します。
- WITHOUT_PMC
- pmccontrol(8) と関連するプログラムをを構築しないように設定します。
- WITHOUT_PORTSNAP
- portsnap(8) と関連するファイルを構築しないか、またはインストールしないように設定します。
- WITHOUT_PPP
- ppp(8) と関連するプログラムをを構築しないように設定します。
- WITHOUT_PROFILE
- プロファイル付のライブラリをコンパイルを避けるように設定します。
- WITHOUT_QUOTAS
- quota(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
- WITHOUT_RCMDS
- BSD の r-コマンドの構築を無効にします。これは、 rlogin(1), rsh(1) などを含んでいます。
- WITHOUT_RCS
- rcs(1) と関連するユーティリティを構築しないように設定します。
- WITHOUT_RESCUE
- rescue(8) を構築しないように設定します。
- WITHOUT_ROUTED
- routed(8) ユーティリティを構築しないように設定します。
- WITHOUT_SENDMAIL
- sendmail(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
- WITHOUT_SETUID_LOGIN
- セットユーザ ID (set-user-ID) の root プログラムとして login(1) のインストールを無効にするように設定します。
- WITHOUT_SHAREDOCS
- 4.4BSD の古い文書を構築しないように設定します。
- WITH_SHARED_TOOLCHAIN
- 共有された toolchain バイナリを構築するように設定します。セットは、アセンブラ、リンカとライブラリアーカイブマネージャのような、 cc(1), make(1) と必要なユーティリティを含んでいます。
- WITHOUT_SOURCELESS
-
(ホスト CPU のためのマイクロコードまたはネイティブコードのいずれかの) ソースがないコードを含むカーネルモジュールを構築しないように設定します。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_SOURCELESS_HOST
- WITHOUT_SOURCELESS_UCODE
- WITHOUT_SOURCELESS_HOST
- ホスト CPU のソースがないネイティブコードを含んでいるカーネルモジュールを構築しないように設定します。
- WITHOUT_SOURCELESS_UCODE
- ソースがないマイクロコードを含んでいるカーネルモジュールを構築しないように設定します。
- WITHOUT_SSP
- propolice stack smashing protection ライブラリを構築しないように設定します。
- WITH_SVN
- svn(1) として svnlite(1) をインストールするように設定します。
- WITHOUT_SVNLITE
- svnlite(1) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
- WITHOUT_SYMVER
- 共有ライブラリを構築するとき、シンボルバージョニングを無効にするように設定します。
- WITHOUT_SYSCONS
- キーボードマップ、フォント、画面出力マップのような、 syscons(4) サポートを構築しないように設定します。
- WITHOUT_SYSINSTALL
- sysinstall(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
- WITHOUT_TCSH
- ( tcsh(1) である) /bin/csh を構築やインストールしないように設定します。
- WITHOUT_TELNET
- telnet(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
- WITHOUT_TEXTPROC
-
テキスト処理に使用されるプログラムを構築しないように設定します。設定されると、次のオプションも強制されます:
- WITHOUT_GROFF
- WITHOUT_TOOLCHAIN
-
プログラム開発、コンパイラ、デバッガなどに使用されるプログラムをインストールしないように設定します。
このオプションは、構築するターゲットで動作しません。設定されるとき、次のオプションも強制的に設定されます:
- WITHOUT_BINUTILS
- WITHOUT_CLANG
- WITHOUT_CLANG_EXTRAS
- WITHOUT_CLANG_FULL
- WITHOUT_GCC
- WITHOUT_GDB
- WITHOUT_UNBOUND
- unbound(8) と関連するプログラムを構築しないように設定します。
- WITHOUT_USB
- USB 関連のプログラムとライブラリを構築しないように設定します。
- WITH_USB_GADGET_EXAMPLES
- USB 装置 (gadget) カーネルモジュールを構築するように設定します。
- WITHOUT_UTMPX
- last(1), users(1), who(1), ac(8), lastlogin(8) と utx(8) のようなユーザアカウンティングのツールを構築しないように設定します。
- WITHOUT_WIRELESS
-
802.11 無線ネットワークに使用されるプログラムを構築しないように設定します。特に
wpa_supplicant(8) と
hostapd(8)。設定されると、次のオプションも強制されます:
- WITHOUT_WIRELESS_SUPPORT
- WITHOUT_WIRELESS_SUPPORT
- 802.11 無線のサポートなしでライブラリ、プログラム、とカーネルモジュールを構築するように設定します。
- WITHOUT_WPA_SUPPLICANT_EAPOL
- IEEE 802.1X プロトコルのサポートなしで、(802.1X を通してだけ使用可能な) EAP-PEAP, EAP-TLS, EAP-LEAP と EAP-TTLS プロトコルのサポートなしで wpa_supplicant(8) を構築します。
- WITHOUT_ZFS
- ZFS ファイルシステムを構築しないように設定します。
- WITHOUT_ZONEINFO
- タイムゾーンデータベースを構築しないように設定します。
関連ファイル
- /etc/src.conf
- /usr/share/mk/bsd.own.mk
歴史
src.conf ファイルは、 FreeBSD 7.0 で登場しました。作者
このマニュアルページは、自動的に生成されました。November 11, 2013 | FreeBSD |