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ISCSI.CONF(5)
ISCSI.CONF(5) FreeBSD File Formats Manual ISCSI.CONF(5)

名称

iscsi.confiSCSI イニシエータ (initiator) 設定ファイル

解説

ファイル iscsi.conf は、 iscsictl(8)iscontrol(8) ユーティリティによって使用されまれます。それは宣言とパラメータ/キーオプションを含んでいます。構文は非常に簡単です、
variable = value;
そして、 block 宣言でそれらをグループ化することができます:

 # これはコメントです 
 target_1 { # ニックナーム 
    variable = value; 
    ... 
 } # これはそれ自体で 1 つの行になければなりません.

次は、RFC のセクション 11/12 に見られる完全な説明である、 iSCSI RFC 3720 に記述されています。

AuthMethod
現在、唯一サポートされたの認証方法は、MD5 または SHA のどちらかのダイジェスト (要約) である、CHAP です。デフォルトは、none (なし) です。
HeaderDigest
ダイジェスト は、すべての iSCSI PDU のヘッダで計算され、チェックされます。 CRC32C だけが実装されています。デフォルトは、none (なし) です。
DataDigest
HeaderDigest と同じですが、iSCSI PDU のデータ部分で同じです。 (まだテストされていません)
TargetName
は、ターゲットアドレスで混乱しないように知られている名前で、ターゲットの管理者によって得られるか、または 発見セッション のいずれかです。
InitiatorName
指定されないなら、 iqn.2005-01.il.ac.huji.cs: がデフォルトです: <hostname。>
TargetAddress
は、RFC を引用する形式 domainname[:port][,portal-group-tag] です:
DNS ホスト名、ドット付き 10 進 IPv4 アドレス、または [RFC2732] で指定される括弧で囲まれた IPv6 のいずれかで、ドメイン名を指定することができます。
注: ポータルグループタグ (portal-group-tag) は、現在のところ未使用です。
MaxRecvDataSegmentLength
iSCSI PDU で受信することができるバイト単位の最大のデータセグメントの長さで、デフォルトは、8192 です。
MaxOutstandingR2T
は、 tag オプションによって上書きすることができる、 tag opening を計算する/交渉するために使用されます。
SessionType
Discovery または Normal のいずれかで、デフォルトは Normal です、 iscontrol-d フラグを参照してください。
 

次は RFC 3720 で指定されていません。

port
iSCSI プロトコルによって使用される iSCSI ポート、デフォルトは、3260 です。
tags
指定された値に tag opening を設定する。
maxluns
luns のコンパイルされた値を上書きします、 iscsi_initiator(4) を参照。この値のみ減少することができます。
sockbufsize
受信側と送信側のソケットバッファサイズをキロバイト単位で、 size に設定します。デフォルトは、128 です。
 

AuthMethodCHAP に設定されるなら、次も設定しなければなりません:

chapSecret
これは、 shared-secret (共有された秘密) です。 SCII 文字列 (例えば、hello world)、16 進文字列 (例えば、 0xababcd0987654321...) または base64 文字列 (例えば、0b...) のいずれかを指定できます。
chapIName
chap-name で、デフォルトは、 hostname (ホスト名) です。
chapDigest
MD5 または SHA1 を指定できます。
tgtChapSecret/tgtChapName
tgt でないカウンタパート (相手方) と同じですが、ターゲット認証と同じです。

関連ファイル

/etc/iscsi.conf

使用例

# 
# グローバル 
# 
port = 3260 
# 
myiscsi { # nickname 
   targetaddress = iscsi1 
   targetname  = iqn.1900.com.com:sn.123456 
} 
chaptest { 
   targetaddress= 10.0.0.1; 
   targetname = iqn.1900.com.com:sn.123456 
   initiatorname= iqn.2005-01.il.ac.huji.cs:nobody 
   authmethod = CHAP; chapDigest = SHA1; 
   chapsecret = 0x3713c3336d9a224c2791c873d3d2b174 
   tags  = 256 
}

規格

ISCSI RFC 3720

バグ

いくつかのオプションは、実装されていなくて、それらが、不要であることがわかるか、または理解されないかのいずれかで、これは将来、変更されるかもしれません。
 
tag opening 値は、計算することが難しく、賢明に使用します。
October 10, 2013 FreeBSD