BOOT.CONFIG(5) | FreeBSD File Formats Manual | BOOT.CONFIG(5) |
名称
boot.config — ブートブロックのための設定ファイル解説
boot.config ファイルは、 FreeBSD ブートブロックコードのためのオプションを含んでいます。 FreeBSD ブートローダを実行するとき、 boot.config ファイルのためのブートパーティションの“ a
”スライスを検索します (結果として“ a
”パーティションが失われているスライスは、ブートプロセスの間にユーザの介入を必要とします)。 boot.config ファイルが見つけられるなら、その内容は、ブートブロックコードのためのデフォルト設定オプションとして使用され、システムコンソールにエコー (表示) されます。
このファイルの有効な形式は、“ boot:
”プロンプトで行われるような、単一の行に BIOS ドライブ番号、コントローラタイプ、ユニット番号、パーティション、カーネルファイル名と他の有効な boot(8) オプションも置くことです。
以下で説明されるブートイメージ選択に関連するオプションと boot.config に利用可能なすべての他のオプションは、 boot(8) マニュアルページに詳細に文書化されています。
関連ファイル
- /boot.config
- ブートブロックのためのパラメータ (オプション)
使用例
次のコマンド:
# echo "-P" > /boot.config
は、 FreeBSD のシリアルコンソールを起動します。
次のコマンド:
# echo "1:ad(1,a)/boot/loader" > /boot.config
は、2 番目のディスクから 3 番目の boot(8) ステージでブートするための最初のディスクで、 boot(8) の 2 番目のステージを指示します。
次のコマンド:
# echo "1:ad(1,a)/boot/loader -P" > /boot.config
は、上記の両方を行います。
作者
このマニュアルページは <danger@FreeBSD.org>によって書かれました。May 13, 2007 | FreeBSD |