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VPO(4)
VPO(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual VPO(4)

名称

vpoパラレルから SCSI へのインタフェースドライバ

書式

device vpo

1 つ以上の SCSI バスのために:
device scbus

解説

vpo ドライバは、パラレルポート Iomega Zip と Jaz ドライブへのアクセスを提供しています。

ハードウェア

vpo ドライバは、次のパラレルから SCSI へのインタフェースをサポートしています:

  • Adaptec AIC-7110 Parallel to SCSI interface (built-in to Iomega ZIP drives)
  • Iomega Jaz Traveller interface
  • Iomega MatchMaker SCSI interface (built-in to Iomega ZIP+ drives)

使用法

ドライバは、利用者にデータを転送している間にドライブに接続されたプリンタを使用させるべきです。

DOS と FreeBSD のファイルシステムがサポートされています。 DOS ファイルシステムをマウントするか、または FreeBSD ファイルシステムをフォーマットするとき、 fdisk(8) ユーティリティでディスクのスライスをチェックします。

UNIX 化した ZIP ディスクのためには、/etc/disktab に次を入れます:

zip|zip 100:\ 
        :ty=removable:se#512:nc#96:nt#64:ns#32:\ 
        :pa#196608:oa#0:ba#4096:fa#512:\ 
        :pb#196608:ob#0:bb#4096:fb#512:\ 
        :pc#196608:oc#0:bc#4096:fc#512:

そして、 bsdlabel(8) を使用します。

ドライバに関して問題があるなら、パラレルチップセットは、検出されたモード (NIBBLE、PS2 または EPP) で適切に実行されません。他のモードを強制するためには、 ppc(4) ブートフラグを調整します。

関連項目

da(4), lpt(4), ppbus(4), ppc(4), scsi(4)

歴史

vpo マニュアルページは、 FreeBSD 3.0 ではじめて登場しました。

作者

このマニュアルページは、 Nicolas Souchu によって書かれました。

バグ

ブートの間に、ドライバは、最初に古典的な ZIP を、次に ZIP+ を検出しようと試みます。 ZIP+ の検出は、煩わしく、ドライブがパラレルポートに接続されていないなら、プリンタに間違った文字を送るかもしれません。
December 14, 2004 FreeBSD