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URIO(4)
URIO(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual URIO(4)

名称

urioRio MP3 プレーヤのための USB ドライバ

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device urio

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

urio_load="YES"

解説

urio ドライバは、USB ポートに取り付けられいる Diamond MultiMedia の Rio MP3 プレーヤのサポートを行ないます。 urio デバイスは、 usbuhci または ohci コントローラの 1 つとともにカーネルで設定されなければなりません。

その後に /dev/urio0 デバイスは Rio ユーザランドアプリケーションによって使用できます。

ハードウェア

次のデバイスは urio ドライバによってサポートされます:

  • Diamond MultiMedia Rio 500
  • Diamond MultiMedia Rio 600
  • Diamond MultiMedia Rio 800

関連ファイル

/dev/urio0
ブロックデバイスノード

使用例

カーネルコンフィギュレーションファイルの次の行がカーネルに urio ドライバを加えます:
device urio

rio_add_song(1) ユーティリティを使用して、Rio へ USB 接続を通して歌をダウンロードするためには ( 関連項目 セクションを参照):

rio_add_song /usr/local/MP3/TracyChapman/02-Fast-Car.mp3

関連項目

ohci(4), uhci(4), usb(4) The Rio 500 SourceForge Project Web Page, http://rio500.sourceforge.net/.

SourceForge の Rio500 ツールはプレーヤの歌をダウンロードするか、フォーマットするか、名前を変更するために使用される実際のユーザランドツールです。これらのツールをコンパイルする時、次の前構築設定コマンドが、 rio_usb.h がインクルードパスにおいて利用可能で、使用されるデバイスが /dev/urio0 であることを保証します。

CFLAGS="-I/usr/include/dev/usb" ./configure \ 
    --with-devicepath='/dev' --with-deviceentry='urio0'

作者

urio ドライバは、 FreeBSD のために、 Iwasa Kazmi <kzmi@ca2.so-net.ne.jp>によって書かれました。

このマニュアルページは、 Dirk-Willem van Gulik <dirkx@webweaving.org>によって書かれました。

November 22, 2006 FreeBSD