名称

ulpt — USB プリンタサポート

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

ulpt_load="YES"

解説

ulpt ドライバは、双方向または単方向プロトコルプリンタに従って USB プリンタのサポートを行ないます。マイナ番号中のビットは、ドライバの様々な機能を選択します。

マイナビット	機能
64	ポート上のデバイスを初期化 (リセット) しません.

いくつかのプリンタはオープン時にリセットを操作することができません。問題の場合には、 unlpt デバイスを試みます。

ハードウェア

ulpt ドライバは次を含んで、USB プリンタとパラレルプリンタ変換ケーブルのサポートを行います:

• ATen パラレルプリンタアダプタ
• Belkin F5U002 パラレルプリンタアダプタ
• Canon BJ F850, S600
• Canon LBP-1310, 350
• Entrega USB からパラレルプリンタアダプタ
• Hewlett-Packard HP Deskjet 3420 (P/N: C8947A #ABJ)
• Oki Data MICROLINE ML660PS
• Seiko Epson PM-900C, 880C, 820C, 730C

関連ファイル

/dev/ulpt?

リセットを備えたデバイス

/dev/unlpt?

リセットを備えないデバイス

関連項目

lpt(4), usb(4)

歴史

ulpt ドライバは、 NetBSD 1.4 で登場しました。このマニュアルページは、2002 年 4 月に Tom Rhodes <trhodes@FreeBSD.org>によって NetBSD から導入されました。