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SND_VIA8233(4)
SND_VIA8233(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual SND_VIA8233(4)

名称

snd_via8233VIA Technologies VT8233 ブリッジデバイスドライバ

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device sound
device snd_via8233

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

snd_via8233_load="YES"

解説

snd_via8233 ブリッジドライバは、一般的なオーディオドライバ sound(4) を VIA VT8233 オーディオデバイスにアタッチします。これらのオーディオチップセットは多くの VIA ベースのマザーボード上のサウンドカードに統合されています。

実行時設定

次の sysctl(8) 変数は、すべての sound(4) デバイスで利用可能なものに加えて利用可能です:
dev.pcm.%d.polling
実験的なポーリングモードで、ドライバは、 callout(9) を使用して各チック (刻) でデバイス状態を問い合わせすることによって操作します。ポーリングは、デフォルトで無効にされています。利用者が奇妙な割り込み問題に直面するか、デバイスが全く割り込みを発生させることができないなら、有効にしないでください。

ハードウェア

snd_via8233 ドライバは、次のオーディオチップセットをサポートします:

  • VIA VT8233
  • VIA VT8233A
  • VIA VT8233C
  • VIA VT8235
  • VIA VT8237
  • VIA VT8251

関連項目

sound(4)

歴史

snd_via8233 デバイスドライバは、 FreeBSD 4.7 ではじめて登場しました。

作者

このマニュアルページは、 Joel Dahl <joel@FreeBSD.org>によって書かれました。

バグ

snd_via8233 ドライバは S/PDIF をサポートしません。コードには部分的なサポートがあるので、正しいハードウェアが利用可能であるなら、それを実装することはたいへん簡単であるべきです。
November 29, 2006 FreeBSD