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EN JA
RSU(4)
RSU(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual RSU(4)

名称

rsu — Realtek RTL8188SU/RTL8192SU USB IEEE 802.11b/g/n 無線ネットワークデバイス

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device ehci
device uhci
device ohci
device usb
device rsu
device wlan

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

if_rsu_load="YES"

/usr/share/doc/legal/realtek のライセンスを読んだ後に、次の行を loader.conf(5) に追加します:

legal.realtek.license_ack=1 
rsu-rtl8712fw_load="YES"

解説

rsu ドライバは、Realtek RTL8188SU、RTL8191SU と RTL8192SU チップセットに基づいた USB 2.0 無線ネットワークデバイスをサポートしています。

RTL8188SU は、単一チップの MAC、1T1R ケーパブルベースバンドと RF を組み合わせる高度に統合された 802.11n のアダプタです。それは、2GHz のスペクトルでのみ動作します。

RTL8191SU は、単一チップの MAC、1T2R ケーパブルベースバンドと RF を組み合わせる高度に統合された複数入力、単一出力 (MISO) 802.11n アダプタです。それは、2GHz のスペクトルでのみ動作します。

RTL8192SU は、単一チップの MAC、2T2R ケーパブルベースバンドと RF を組み合わせる高度に統合された複数入力、単一出力 (MISO) 802.11n アダプタです。それは、2GHz のスペクトルでのみ動作します。

これらは、 rsu ドライバが、次で動作することができるモードです:

BSS モード
また、 infrastructure モードとして知られて、これは、すべてのトラフィックのパスを通して、アクセスポイントと関連するとき、使用されます。このモードは、デフォルトです。

Wired Equivalent Privacy (WEP) または Wi-Fi Protected Access (WPA-PSK と WPA2-PSK) を使用して rsu ドライバを設定することができます。 WPA は、無線ネットワークのためのデファクト暗号化標準です。それの重大な弱点のため、無線通信を保証するための唯一のメカニズムとして WEP を使用しないことが強く勧められます。

ifconfig(8) で、実行時に、または hostname(1) で、ブート時に rsu ドライバを設定することができます。

関連ファイル

ドライバは、少なくともインタフェースがアタッチされるとき、ロードされる、次のファームウェアファイルのバージョン 1.2 を必要とします。

/boot/kernel/rsu-rtl8712fw.ko

ハードウェア

次のアダプタが動作するはずです:

ASUS USB-N10
Belkin F7D1101 v1
D-Link DWA-131 A1
EDUP EP-MS150N(W)
Hercules HWGUn-54
Hercules HWNUm-300
Planex GW-USNano
Sitecom WL-349 v1
Sitecom WL-353
Sweex LW154
TRENDnet TEW-648UB
TRENDnet TEW-649UB

使用例

既存の BSS ネットワークに結合します (すなわち、アクセスポイントに接続する): 

ifconfig wlan create wlandev rsu0 inet 192.168.0.20 \ 
    netmask 0xffffff00

ネットワーク名“ my_net”で特定の BSS ネットワークに結合します:

ifconfig wlan create wlandev rsu0 ssid my_net up

64 ビットの WEP 暗号化で特定の BSS ネットワークに結合します:

ifconfig wlan create wlandev rsu0 ssid my_net \ 
        wepmode on wepkey 0x1234567890 weptxkey 1 up

診断

%s: failed load firmware of file rsu-rtl8712fw
ある理由で、ドライバは、ファイルシステムからマイクロコードファイルを読み込みことができませんでした。ファイルが、失われているか、または壊れているかもしれません。
device timeout
伝送のためのハードウェアにディスパッチされるフレームは、時間内に完了しませんでした。ドライバは、ハードウェアをリセットします。これは、起こるべきではありません。

関連項目

hostname(1), intro(1), usb(3), netintro(4), rsufw(4), wlan(4), arp(8), ifconfig(8)

歴史

rsu ドライバは、 OpenBSD 4.9 と FreeBSD 10.0 ではじめて登場しました。

作者

rsu ドライバは、 Damien Bergamini <damien@openbsd.org>によって書かれ、 Rui Paulo <rpaulo@freebsd.org>によって移植されました。

警告

rsu ドライバは、アダプタによって提示された 802.11n ケイパビリティのいずれもサポートしていません。
July 29, 2013 FreeBSD