名称

ng_lmi — フレームリレー LMI プロトコル netgraph ノードタイプ

書式

#include < sys/types.h>
#include < netgraph/ng_lmi.h>

解説

lmi ノードタイプは、フレームリレー LMI プロトコルを実行します。それは、ITU 付録 A、ANSI 付録 D とグループ 4 の LMI タイプをサポートします。さらに、それは、LMI タイプの自動検出をサポートします。

特有の LMI タイプを有効にするためには、DLCI 0 または ng_frame_relay(4) ノードの 1023 の対応するフック ( 付録 A, 付録 D または グループ 4 ) を接続します。一般的に、付録 A と付録 D は、グループ 4 が DLCI 1023 で生きている間、DLCI 0 で生きています。

LMI タイプの自動検出を有効にするためには、 DLCI 0 への auto0 フックと DLCI 1023 への auto1023 フックを接続します。ノードは、どの LMI タイプがスイッチで実行されるか自動的に決定することを試みて、そのモードに入ります。

1 つの固定 LMI タイプまたは自動検出のみ、任意の与えられた時間にアクティブになることができます。

NGM_LMI_GET_STATUS コントロールメッセージは、LMI プロトコルと各 DLCI チャネルの現在のステータスを問い合わせるためにいつでも使用できます。このノードは、さらに NGM_TEXT_STATUS コントロールメッセージをサポートします。

フック

このノードタイプは、次のフックをサポートします:

annexA

ITU 付録 A LMT フック。

annexD

ANSI 付録 A LMT フック。

group4

4 グループ LMT フック。

auto0

DLCI 0 のための自動検出フック。

auto1023

DLCI 1023 のための自動検出フック。

コントロールメッセージ

このノードタイプは、次を加えて一般的なコントロールメッセージをサポートします:

NGM_LMI_GET_STATUS

このコマンドは、 struct nglmistat 中のステータス情報を返します。

#define NGM_LMI_STAT_ARYSIZE   (1024/8) 
 
struct nglmistat { 
  u_char  proto[12]; /* アクティブ proto (フック名と同様) */ 
  u_char  hook[12]; /* アクティブフック */ 
  u_char  fixed; /* 固定 LMI モードに設定されれば */ 
  u_char  autod; /* 現在自動検出する場合 */ 
  u_char  seen[NGM_LMI_STAT_ARYSIZE]; /* DLCIs ever seen */ 
  u_char  up[NGM_LMI_STAT_ARYSIZE]; /* DLCIs currently up */ 
};

NGM_TEXT_STATUS

この一般的なメッセージリターンは、ノードステータスの人間の判読可能なバージョンです。

シャットダウン

このノードは、 NGM_SHUTDOWN コントロールメッセージを受け取るか、すべてのフックが切断されている時、シャットダウンします。

関連項目

netgraph(4), ng_frame_relay(4), ngctl(8) ANSI T1.617-1991 Annex D. ITU-T Q.933 Digital Subscriber Signaling System No. 1 - Signaling Specification for Frame Mode Basic Call Control, Annex A.

歴史

ng_lmi ノードタイプは、 FreeBSD 4.0 で実装されました。

作者

Julian Elischer <julian@FreeBSD.org>