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NG_FRAME_RELAY(4)
NG_FRAME_RELAY(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual NG_FRAME_RELAY(4)

名称

ng_frame_relayフレームリレー netgraph ノードタイプ

書式

#include < netgraph/ng_frame_relay.h>

解説

frame_relay ノードタイプは、フレームリレープロトコルを使用して、パケットのカプセル化、非-カプセル化と多重化を実行します。それは、1024 DLCI までをサポートします。 LMI プロトコルは、個別のノードタイプ ( ng_lmi(4) を参照) によって操作されます。

downstream (下流) のフックは、同期ライン、つまりスイッチ、に接続されるべきです。フック dlci0, dlci1 から dlci1023 までは、DLCI チャネルの各々へ接続できます。

フック

このノードタイプは、次のフックをサポートします:
downstream (下流)
同期ラインへの接続。
dlciX
ここで、X は、0 〜 1023 まで 10 進数です。このフックは、DLCI X フレームリレー仮想チャネルに対応します。

コントロールメッセージ

このノードタイプは、一般的なコントロールメッセージだけをサポートします。

シャットダウン

このノードは、 NGM_SHUTDOWN コントロールメッセージを受け取るか、すべてのフックが切断されている時、シャットダウンします。

関連項目

netgraph(4), ng_lmi(4), ngctl(8)

歴史

ng_frame_relay ノードタイプは、 FreeBSD 4.0 で実装されました。

作者

Julian Elischer <julian@FreeBSD.org>

バグ

技術的に、両端の LMI プロトコルの実体が動作中として DLCI X を設定するまで、 DLCI X のフレームは、スイッチに送信されてはなりません。 ng_frame_relay ノードタイプは、この制限を無視し、DLCI フックで受信されたデータを常に downstream (下流) に渡します。代わりに、それは、LMI ノードを最初に問い合わせるべきです。
January 19, 1999 FreeBSD