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WPI(4)
WPI(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual WPI(4)

名称

wpiIntel 3945ABG 無線 LAN IEEE 802.11 ドライバ

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device wpi
device wpifw
device pci
device wlan
device wlan_amrr
device firmware

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

if_wpi_load="YES"

解説

wpi ドライバは、 Intel 3945ABG 無線ネットワークアダプタのサポートを行います。 wpi は、 station, adhocmonitor モード操作をサポートします。いつでも、1 つの仮想インタフェースだけを設定することができます。このデバイスの設定に関する詳細については、 ifconfig(8) を参照してください。

このドライバは、動作するために wpifw モジュールで構築されたファームウェアを必要とします。

関連ファイル

/usr/share/doc/legal/intel_wpi/LICENSE
wpi ファームウェアライセンス

使用例

既存の BSS ネットワークに結合します (すなわち、アクセスポイントに接続する):

ifconfig wlan0 create wlandev wpi0 inet 192.168.0.20 \ 
    netmask 0xffffff00

ネットワーク名“ my_net”で特定の BSS ネットワークに結合します:

ifconfig wlan0 create wlandev wpi0 ssid my_net up

64 ビットの WEP 暗号化で特定の BSS ネットワークに結合します:

ifconfig wlan0 create wlandev wpi0 ssid my_net \ 
 wepmode on wepkey 0x1234567890 weptxkey 1 up

128 ビットの WEP 暗号化で特定の BSS ネットワークに結合します:

ifconfig wlan0 create wlandev wpi0 wlanmode adhoc ssid my_net \ 
    wepmode on wepkey 0x01020304050607080910111213 weptxkey 1

診断

wpi%d: could not load firmware image '%s'
ドライバは、 firmware(9) サブシステムを使用してファームウェアイメージのロードに失敗しました。 wpifw ファームウェアモジュールがインストールされていることを確認します。
wpi%d: fatal firmware error
アップロードされたファームウェアに未知のエラーが生じ、継続するためにドライバをアンロードするか、再ロードしなければなりません。
wpi%d: Radio transmitter is switched off
無線を制御するハードウェアスイッチが、現在オフにされています。データ伝送は、この状態で不可能です。

作者

オリジナルの wpi ドライバは、 Damien Bergamini <damien.bergamini@free.fr>によって OpenBSD のために書かれました。 Benjamin Close <benjsc@FreeBSD.org>は、 wpiFreeBSD 移植しました。

バグ

すべてのエラーメッセージが、ここに文書化されているというわけではありません。

バックグラウンドスキャンは、現在サポートされていません。

October 5, 2008 FreeBSD