名称

est — 増強されたスピードステップ技術 (Enhanced Speedstep Technology)

書式

この機能をカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

解説

est インタフェースは、Intel Enhanced Speedstep Technology のサポートを行います。

est ケーパビリティは、 cpufreq(4) ドライバによって自動的にロードされることに注意してください。

ローダ調整変数

est インタフェースは、 cpufreq(4) が acpi(4) と acpi_perf インタフェースアクセス機構を通して Intel Enhanced SpeedStep Technology にアクセスして実装できることを目的としてます。デフォルト設定が最適でないなら、 est の振る舞いを修正するか、またはモニタするために、次の sysctl を使用することができます。

hw.est.msr_info

msr を直接プローブすることから情報を推測するを試みます。診断の場合のみ使用されるべきです。 (デフォルト 0)

hw.est.strict

有効な要求された周波数は、設定するとき、cpu によって受け付けられます。これが単一コアの cpu でのみ動作する思われます。 (デフォルト 0)

SYSCTL 変数

次の sysctl(8) 値が利用可能です。

dev.est.%d.desc

サポートの説明、ほとんどの場合、Enhanced SpeedStep Frequency Control。

dev.est.0.%desc: Enhanced SpeedStep Frequency Control

dev.est.%d.driver

使用中のドライバ、常に、est。

dev.est.0.%driver: est

dev.est.%d.parent

dev.est.0.%parent: cpu0

これらの周波数を公開している cpu。例えば、 cpu0。

dev.est.%d.freq_settings.

この CPU とそれらのステップ値によって許可される有効な周波数。

dev.est.0.freq_settings: 2201/45000 2200/45000 2000/39581 1900/37387

1800/34806 1700/32703 1600/30227 1500/28212 1400/25828 1300/23900 1200/21613 1100/19775 1000/17582 900/15437 800/13723

診断

est%d: <Enhanced SpeedStep Frequency Control> on cpu%d

このインタフェースの通常のスタートアップを表します。

est: CPU supports Enhanced Speedstep, but is not recognized.

est: cpu_vendor GenuineIntel, msr 471c471c0600471c

device_attach: est%d attach returned 6

このインタフェースにアタッチするすべての試みが失敗したことを表します。これは、通常 CPU 速度の制限された O/S 制御を設定する不適切な BIOS を表します。さらに詳しくは、BIOS の文書を調べてください。

互換性

est は、単にサポートされた Intel CPU でのみ見つかります。

関連項目

cpufreq(4) Intel 64 and IA-32 Architectures Software Developer Manuals, http://www.intel.com/content/www/us/en/processors/architectures-software-developer-manuals.html.

作者

このマニュアルページは、 Sean Bruno <sbruno@FreeBSD.org>によって書かれました。