DCONS(4) | FreeBSD Kernel Interfaces Manual | DCONS(4) |
名称
dcons — dumb コンソールデバイスドライバ書式
このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:
options GDB
device firewire
device dcons
device firewire
device dcons
もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行をカーネル設定ファイルに入れて:
options GDB
loader.conf(5) に次を置きます:
dcons_load="YES"
解説
dcons デバイスは、それぞれ入力と出力用に割り付けられたバッファにちょうど読み込み書き込みする単純なコンソールデバイスです。それは、それ自体では使用せず、相互作用のために、 firewire(4) または kvm(3) のようなバスによってバッファがアクセスされることが想定されます。バッファは、4 つのチャネルから構成されます。 2 つのポートがあり、1 つは、コンソール TTY で、別のものは、GDB ポートです。各ポートは、入力チャネルと出力チャネルを持っています。
関連ファイル
- /dev/dcons
- /etc/ttys
使用例
利用者が dcons 上で getty(8) を実行したい場合、 ttys(5) に次の行を挿入して、 kill(1) を使用して init(8) に HUP シグナルを送ります。
dcons "/usr/libexec/getty std.9600" vt100 on secure
いったん fwohci(4) デバイスが物理的なアクセスを許可するために初期化されれば、バッファは、 dconschat(8) アプリケーションを使用して、 firewire(4) バスによって他のホストからアクセスできます。より詳細については、 dconschat(8) を参照してください。
gdb(1) ポートとして dcons(4) を使用したいなら、次の行を loader.conf(5) に追加します。
dcons_gdb="1"
関連項目
dcons_crom(4), ddb(4), firewire(4), fwohci(4), gdb(4), ttys(5), conscontrol(8), dconschat(8), fwcontrol(8)作者
<simokawa@FreeBSD.org>バグ
このドライバは、まだ開発中です。January 26, 2008 | FreeBSD |