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CM(4)
CM(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual CM(4)

名称

cmSMC Arcnet イーサネットデバイスドライバ

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device isa
device cm

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

if_cm_load="YES"

解説

cm ドライバは Arcnet ISA ネットワークアダプタのサポートを行います。

また、このドライバはカード検出のために device.hints(5) ファイルの中で特異なプリセットがあります。

ハードウェア

cm ドライバは次のカードモデルをサポートします:

  • SMC90c26
  • SMC90c56
  • 56 年の互換性モードによる SMC90c66。

実装に関する注

NOARP フラグが cm インタフェースで設定されるとき、それは、ローカルネットワークでインターネットとイーサネットの間で動的にマップするための arp(4) で記述されたアドレス解決プロトコルを採用しません。代わりに、それは RFC 1051 と RFC 1201 で記述されるようにハードウェアアドレスとして IP アドレスの最下位の 8 ビットを使用します。

IFF_LINK0 フラグがクリアされている状態で、パケットヘッダ定義規格 (Packet Header Definition Standard) ヘッダとパケットタイプ 212 / 213 の RFC 1291 に従って IP/ARP/RARP エンコードは行われます。通常、 MTU は 1500 です。 IFF_LINK0 フラグはデフォルトでクリアされています。

IFF_LINK0 フラグが設定される状態で、簡単なヘッダ、パケットタイプ 240 / 241、と MTU が 507 で、推奨されない RFC 1051 エンコードに従って IP と ARP のエンコードは行われます。

2 つのモードを切り換えるとき、

ifconfig interfacename down up

を使って MTU を切り換えるます。

診断

次のドライバは報告されるエラーメッセージはを説明しています:
reset: card reset, link addr = 0x%02x (cm%d)
カードはリセットされ、新しいリンクアドレスが割り当てた状態です。
srint: restarted rx on buf cm%d
rx バッファは、空にされ、リセットされます。

歴史

cm デバイスは、 Max Khon <fjoe@FreeBSD.org>によって NetBSD から移植され、 FreeBSD 4.6 ではじめて登場しました。このマニュアルページは、 FreeBSD 5.3 ではじめて登場しました。

作者

このマニュアルページは、 Tom Rhodes <trhodes@FreeBSD.org>によって書かれました。 実装に関する注 セクションは、 Max Khon <fjoe@FreeBSD.org>によって提出され、 NetBSD に由来します。

バグ

cm ドライバコードは少しの改良があれば有りがたいことで、誰か参加できて、これの解決をすることができるなら、良いことです。

実装に関する注 セクションは、すべての Arcnet デバイス ( sys/net/if_arcsubr.c 参照) に特有であり、より一般的な位置に移行するべきです。

July 16, 2005 FreeBSD