ATKBDC(4) | FreeBSD Kernel Interfaces Manual | ATKBDC(4) |
名称
atkbdc — AT キーボードコントローラのインタフェース書式
options KBD_RESETDELAY=Noptions KBD_MAXWAIT=N
options KBDIO_DEBUG=N
device atkbdc
/boot/device.hints 中で:
hint.atkbdc.0.at="isa"
hint.atkbdc.0.port="0x060"
解説
キーボードコントローラ atkbdc は、AT キーボードと PS/2 マウススタイルのポインティングデバイスのための I/O サービスを提供しています。このコントローラは、キーボードドライバ atkbd と PS/2 ポインティングデバイスドライバ psm のために必要です。システムで設定される atkbdc デバイスただ 1 つしかありません。
ドライバの設定
カーネル設定オプション
atkbdc ドライバを制御するために次のカーネル設定オプションを使用することができます。それらは、カーネル設定ファイル ( config(8) を参照) で設定されます。- KBD_RESETDELAY=X, KBD_MAXWAIT=Y
- キーボードドライバ atkbd とポインティングデバイスドライバ psm は、ブートプロセスの間に、これらのデバイスをリセットするために atkbdc ドライバに問い合わせます。これらのデバイスがリセットコマンドに応答する前に、時々長くかかります。これらのオプションは、 atkbdc ドライバが最終的に断念する前に、どれくらいの時間待たなければならないかを制御します -- ドライバは、長くても X * Y ミリ秒待ちます。ドライバがデバイスを検出できないように思えるなら、これらの値を増加してください。デフォルト値は、 X に対して 200 ミリ秒で、 Y に対して 5 ミリ秒です。
- KBDIO_DEBUG=N
- デバッグレベルを N に設定します。デフォルト値は、すべてのデバッグ出力を抑制する 0 です。
歴史
atkbdc ドライバは、 FreeBSD 3.1 ではじめて登場しました。それは、 FreeBSD 2.2 の kbdio モジュールに基づいています。作者
kbdio kbdio モジュール、 atkbdc ドライバとこのマニュアルページは、 <yokota@FreeBSD.org>によって書かれました。February 9, 1999 | FreeBSD |