ALTQ(4) | FreeBSD Kernel Interfaces Manual | ALTQ(4) |
名称
ALTQ — ネットワークパケットの代替のキュー書式
options ALTQ
options ALTQ_CBQ
options ALTQ_RED
options ALTQ_RIO
options ALTQ_HFSC
options ALTQ_CDNR
options ALTQ_PRIQ
解説
ALTQ フレームワークは、発信ネットワークパケットをキューにいれるためにいくつかの制御規則を提供します。インタフェースパケットキューへの変更でこれを行います。詳細に関しては、 altq(9) を参照。ALTQ のためのユーザインタフェースは、 pfctl(8) ユーティリティによって実装されるので、 ALTQ ケーパビリティおよびどのようにそれを使用するかに関する完全な説明については、 pfctl(8) と pf.conf(5) マニュアルページを参照してください。
カーネルオプション
カーネル設定ファイルにおける次のオプションは、 ALTQ 操作に関連しています:
- ALTQ
- ALTQ を有効にします。
- ALTQ_CBQ
- “クラスベースのキュー”制御規則を構築します。
- ALTQ_RED
- “ランダム早期検出”拡張を構築します。
- ALTQ_RIO
- 入出力のために“ランダム早期ドロップ”を構築します。
- ALTQ_HFSC
- “階層的なパケットスケジューラ”制御規則を構築します。
- ALTQ_CDNR
- トラフィック調整器 (コンディショナ) を構築します。このオプションは、調整器 (コンディショナ) が利用可能な制御規則か消費者のいずれによっても使用されないように、現在のところ無意味です。
- ALTQ_PRIQ
- “優先キュー”制御規則を構築します。
- ALTQ_NOPCC
- TSC が使用不可能であるなら、要求します。
- ALTQ_DEBUG
- 追加デバッグ機能を有効にします。
カーネルモジュールとして ALTQ-制御規則をロードできないことに注意してください。特定の制御規則を使用するために、利用者は、それをカスタムカーネルに組み込まなければなりません。 ALTQ の設定プロセスとして必要な pf(4) インタフェースは、モジュールとしてロードすることができます。
サポートされたデバイス
altq(9) で説明されたドライバの変更は、 ALTQ がある、特定のネットワークカードを使用するために必要です。それらは、次のハードウェアドライバに適用されています: ae(4), age(4), alc(4), ale(4), an(4), ath(4), aue(4), axe(4), bce(4), bfe(4), bge(4), bxe(4), cas(4), cxgbe(4), dc(4), de(4), ed(4), em(4), ep(4), epair(4), et(4), fxp(4), gem(4), hme(4), igb(4), ipw(4), iwi(4), ixgbe(4), jme(4), le(4), msk(4), mxge(4), my(4), nfe(4), nge(4), npe(4), nve(4), qlxgb(4), ral(4), re(4), rl(4), rum(4), sf(4), sge(4), sis(4), sk(4), ste(4), stge(4), ti(4), txp(4), udav(4), ural(4), vge(4), vr(4), vte(4), wi(4) と xl(4) です。また、 ndis(4) フレームワークには、 ALTQ と上で述べたようなすべてのカプセル化されたドライバのサポートがあります。
tun(4) と ng_iface(4) 疑似ドライバも ALTQ をサポートします。
December 9, 2011 | FreeBSD |