ACPI_VIDEO(4) |
FreeBSD Kernel Interfaces Manual |
ACPI_VIDEO(4) |
名称
acpi_video —
ACPI ビデオ拡張ドライバ
書式
device acpi_video
解説
このドライバは、ディスプレイの切り換えとバックライトの輝度を制御するために ACPI ビデオ拡張を使用します。
sysctl(8) 変数の利用可能性はホストの ACPI 実装によって提供された関数に依存します。
SYSCTL 変数
次の sysctl が現在実装されています。ここで、<
device>は
crt,
lcd または
tv です:
-
hw.acpi.video.<
device>
.active
-
出力デバイスの現在の状況。
-
hw.acpi.video.<
device>
.levels
-
サポートされた輝度レベルのリスト。
-
hw.acpi.video.<
device>
.brightness
-
デバイスの現在の輝度レベル。
-
hw.acpi.video.<
device>
.fullpower
-
全出力モードで使用するために前もって設定された輝度レベル。
-
hw.acpi.video.<
device>
.economy
-
節約モードで使用するために前もって設定された輝度レベル。
これらの変数のためのデフォルトはブート時に構文解析される sysctl.conf(5) で設定することができます。
歴史
acpi_video ドライバは、
FreeBSD 5.3 ではじめて登場しました。
作者
acpi_video ドライバは、
Taku YAMAMOTO <taku@cent.saitama-u.ac.jp>によって書かれました。このマニュアルページは、
Mark Santcroos <marks@ripe.net>によって書かれました。
バグ
いくつかのシステムは、ACPI を通して適切な情報をエクスポートするにもかかわらず、SMM を通して出力の切り替えだけを実行します。そのようなシステムでは、適切なホットキーまたは OEM ドライバ (例えば、
acpi_toshiba(4)) を代わりにを使用しなければなりません。