AACRAID(4) | FreeBSD Kernel Interfaces Manual | AACRAID(4) |
名称
aacraid — Adaptec AACRAID Controller ドライバ書式
このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:
device pci
device aacraid
device aacraid
デバッキングのコードでコンパイルするためには:
options AACRAID_DEBUG=N
もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:
aacraid_load="YES"
解説
aacraid ドライバは、Series 6/7/8 とこれからのファミリを含む PMC RAID コントローラによる Adaptec のためのサポートを行います。RAID コンテナは、 aacraidp0 バスによって操作されます。物理的なバスは、(aacraidp1 から始まる) aacraidp? デバイスによって表わされます。これらのデバイスは、SCSI パススルー (pass-thru) インタフェースを有効にし、 CD-ROM のようなカードに接続されたデバイスを CAM scsi(4) サブシステムを通して利用可能にすることができます。すべてのカードが、このインタフェースを有効にすることができるとは限らないことに注意してください。
/dev/aacraid? デバイスノードは、コントローラの管理インタフェースへのアクセスを提供しています。 1 つのノードは、インストールされたカードごとに存在します。カーネルが COMPAT_LINUX オプションでコンパイルされるか、または aacraid_linux.ko と linux.ko のモジュールがロードされるなら、管理デバイスのための Linux 互換の ioctl(2) インタフェースは、有効にされ、Linux ベースの管理アプリケーションでカードの制御を可能にします。
ハードウェア
aacraid ドライバによってサポートされるコントローラは、次の通りです:
- Adaptec ASR-6405(T|E)
- Adaptec ASR-6445
- Adaptec ASR-6805(T|E|Q|TQ)
- Adaptec ASR-7085
- Adaptec ASR-7805(Q)
- Adaptec ASR-70165
- Adaptec ASR-71605(E|Q)
- Adaptec ASR-71685
- Adaptec ASR-72405
- Adaptec Series 8 cards
関連ファイル
- /dev/aacraid?
- aacraid 管理インタフェース
診断
0 と 3 の間の数に設定された AACRAID_DEBUG を付けてコンパイルすることは、増加するほど冗長なデバッグメッセージを有効にします。アダプタは、状態メッセージと警告メッセージをドライバに非同期に送ることができます。これらのメッセージは、システムコンソールに印刷され、また、管理アプリケーションによって検索のためのキューに入れられます。
作者
<achim@FreeBSD.org> <emaste@FreeBSD.org> <scottl@FreeBSD.org>バグ
コントローラは、実際にサスペンド/再開で停止しません。April 9, 2013 | FreeBSD |