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UTIME(3)
UTIME(3) FreeBSD Library Functions Manual UTIME(3)

名称

utimeファイルの時刻を設定する

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < utime.h>

int
utime( const char *file, const struct utimbuf *timep);

解説

このインタフェースは、旧式となり utimes(2) に置き換えられました。

utime() 関数は timep によって指された struct utimbufactimemodtime フィールドから指定されたファイルのアクセス時刻と修正時刻を設定します。

時刻が指定されるなら ( timep 引数が NULL でないなら)、呼び出し側は、ファイルの所有者であるか、またはスーパユーザでなければなりません。

時刻が指定されていないなら ( timep 引数が NULL であるなら)、呼び出し側は、ファイルの所有者であるか、ファイルへの書き込みのパーミッションがあるか、またはスーパユーザでなければなりません。

エラー

utime() 関数が失敗して、ライブラリ関数 utimes(2) で明記されたエラーのいずれかが errno に設定されます。

関連項目

stat(2), utimes(2)

規格

utime() 関数は、 IEEE Std 1003.1-1988 (“POSIX.1”) に適合しています。

歴史

utime() 関数は、 Version 7 AT&T UNIX で登場しました。
June 4, 1993 FreeBSD