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TIME(3)
TIME(3) FreeBSD Library Functions Manual TIME(3)

名称

time日時を取得する

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < time.h>

time_t
time( time_t *tloc);

解説

time() 関数は、協定世界時 (Coordinated Universal Time) の 1970 年 1 月 1 日 0 時 0 分 0 秒からの秒単位の時間の値を返します。エラーが発生するなら、 time() は、値 ( time_t)-1 を返します。

また、 tloc が NULL でなければ、返り値は、 * tloc に格納されます。

エラー

time() 関数は、 gettimeofday(2) に記述された理由のいずれかで失敗するかもしれません。

規格

time 関数は、 IEEE Std 1003.1-2001 (“POSIX.1”) に適合しています。

歴史

time() 関数は、 Version 6 AT&T UNIX で登場しました。

バグ

ISO/IEC 9899:1999 (“ISO C99”) と IEEE Std 1003.1-2001 (“POSIX.1”) のいずれも失敗するときに errno に設定することを time() に要求しません。したがって、アプリケーションが (1969 年の最後の UTC 秒を表す) 有効な時間の値-1 とエラー返り値を区別するのは不可能です。

C の以前のバージョンと POSIX 規格 ( FreeBSD の古いバージョンを含んで) に適合するシステムはエラーの場合に * tloc に設定しませんでした。

July 18, 2003 FreeBSD