TCSETPGRP(3) |
FreeBSD Library Functions Manual |
TCSETPGRP(3) |
名称
tcsetpgrp —
フォアグラウンドのプロセスグループ ID を設定する
ライブラリ
Standard C Library (libc, -lc)
解説
プロセスに制御端末があるなら、
tcsetpgrp() 関数は、端末デバイスに関連するフォアグラウンドのプロセスグループ ID を
pgrp_id に設定します。
fd に関連した端末デバイスは、呼び出しているプロセスの制御端末でなければならず、制御端末は、現在、呼び出しているプロセスのセッションに関連していなければなりません。
pgrp_id の値は、呼び出しているプロセスと同じセッションのプロセスのプロセスグループ ID と同じでなければなりません。
戻り値
The
tcsetpgrp() function returns the value 0 if successful; otherwise the value -1 is returned and the global variable
errno is set to indicate the error.
エラー
tcsetpgrp() 関数は、次の場合に失敗します:
-
[
EBADF]
-
fd 引数が、有効なファイル記述子ではありません。
-
[
EINVAL]
-
pgrp_id の無効の値が、指定されました。
-
[
ENOTTY]
-
呼び出しているプロセスに制御端末がないか、または
fd によって表わされるファイルが、制御端末ではないか、または制御端末が、もはや呼び出しているプロセスのセッションに関連していません。
-
[
EPERM]
-
pgrp_id 引数が、呼び出しているプロセスと同じセッションのプロセスのプロセスグループ ID と一致しません。
規格
tcsetpgrp() 関数は、 IEEE Std 1003.1-1988 (“POSIX.1”) 規格に準拠するはずです。