RPC_SVC_ERR(3) | FreeBSD Library Functions Manual | RPC_SVC_ERR(3) |
名称
rpc_svc_err, svcerr_auth, svcerr_decode, svcerr_noproc, svcerr_noprog, svcerr_progvers, svcerr_systemerr, svcerr_weakauth — サーバ側のリモートプロシージャ呼び出しエラーのためのライブラリルーチンライブラリ
Standard C Library (libc, -lc)書式
#include < rpc/rpc.h> void
svcerr_auth( SVCXPRT *xprt, enum auth_stat why);
void
svcerr_decode( SVCXPRT *xprt);
void
svcerr_noproc( SVCXPRT *xprt);
void
svcerr_noprog( SVCXPRT *xprt);
void
svcerr_progvers( SVCXPRT *xprt, rpcvers_t low_vers, rpcvers_t high_vers);
void
svcerr_systemerr( SVCXPRT *xprt);
void
svcerr_weakauth( SVCXPRT *xprt);
解説
これらのルーチンは C 言語プログラムでネットワークの向こう側の他のマシン上でプロシージャ呼び出しをできるようにする RPC ライブラリの一部です。これらのルーチンはクライアントでトランザクションに何かのエラーがあれば、サーバ側のディスパッチ関数によって呼び出すことができます。
ルーチン
SVCXPRT データ構造体の定義に関しては rpc(3) を参照してください。- svcerr_auth()
- 認証エラーのためにリモートプロシージャ呼び出しを実行することを拒否するサービスディスパッチルーチンで呼び出されます。
- svcerr_decode()
- リモート引数 ( rpc_svc_reg(3) の svc_getargs() を参照) のデコードをうまくできないサービスディスパッチルーチンで呼び出されます。
- svcerr_noproc()
- 呼び出し側が要求するプロシージャ番号を実装してしないサービスディスパッチルーチンで呼び出されます。
- svcerr_noprog()
- 目的のプログラムが RPC パッケージに登録されていないとき呼び出されます。通常、サービスの実装者はこのルーチンを必要としません。
- svcerr_progvers()
- プログラムの目的のバージョンが RPC パッケージに登録されていないとき呼び出されます。 low_vers 引数は最も小さいバージョン番号で、 high_vers は最も大きいバージョン番号です。通常、サービスの実装者はこのルーチンを必要としません。
- svcerr_systemerr()
- 任意の特定のプロトコルでも対象とされなかったシステムエラーを検出するとき、サービスディスパッチルーチンで呼び出されます。例えば、サービスがもう記憶域を割り付けられないなら、このルーチンを呼び出すことができます。
- svcerr_weakauth()
- 不十分な (しかし正しい) 認証引数のためにリモートプロシージャ呼び出しを実行することを拒否するサービスディスパッチルーチンで呼び出されます。このルーチンは、 svcerr_auth( xprt, AUTH_TOOWEAK) を呼び出します。
May 3, 1993 | FreeBSD |